岐阜県の地震活動の特徴
岐阜県に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い場所で発生する地震と、相模、駿河、南海トラフ沿いで発生する海溝型巨大地震です。
岐阜県とその周辺の主な被害地震(図をクリックすると拡大表示)
陸域の浅い場所で発生した被害地震としては、濃尾断層帯で発生した1891年の濃尾地震(M8.0)がよく知られています。
歴史の資料によると、745年の美濃の地震(M7.9)や762年の美濃・飛騨・信濃の地震(M不明)をはじめ、岐阜県では古くから被害地震の記録があります。その中で天正地震と呼ばれる1586年の地震(M7.8)は、その被害の範囲から、1891年の濃尾地震(M8.0)に匹敵するような非常に大きな地震であったと考えられています。また、飛越地震(飛騨地震とも呼ばれます)と呼ばれる1858年の地震(M7.0~7.1)では、県北部を中心に被害が生じ、その被害状況などから跡津川断層帯で発生したと考えられています。比較的最近では、県北部を中心に死者3名などの被害が生じた1961年の「北美濃地震」(M7.0)、県中部を中心に死者1名などの被害が生じた1969年の岐阜県中部の地震(M6.6)などが知られています。このほか、局所的に被害が生じたことがあります。
飛騨地方では小規模ながら群発地震の活動域が点在し、下呂市飛騨萩原付近、同市小坂、高山市高根などの他、長野県境の山岳地域にも活発な地震活動がみられます。
1847年の善光寺地震の際には、白川村の飛騨保木脇で山崩れがあり、圧死者数十名などの被害が生じたとの記録があります。また、滋賀県の東部で発生した1819年の地震(M7 1/4)では、県西部を中心に被害が生じました。このように周辺の地域で発生した地震によっても被害を受けたことがあります。
南海トラフ沿いの巨大地震でも、地震の揺れによる被害を受けています。1707年の宝永地震(M8.6)や1854年の安政東海地震(M8.4)、安政南海地震(M8.4)の際に、県南部を中心に大きな被害が生じました。1944年の東南海地震(M7.9)では、県内で死者・行方不明者16名、家屋全壊406棟など、さらに1946年の南海地震(M8.0)の際には、死者32名、家屋全壊340棟などの被害が生じました。
岐阜県には多くの活断層があります。県北部では牛首断層帯、跡津川断層帯、高山・大原断層帯が平行に走っており、それに直交するように、石川県から延びる庄川断層帯とそれと平行に長良川上流断層帯があります。長野県との県境付近に木曽山脈西縁断層帯とその延長上に屏風山・恵那山及び猿投山断層帯、さらにそれに平行するように阿寺断層帯が、県南西部には濃尾断層帯、さらに西部には柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯とその延長上に養老−桑名−四日市断層帯、鈴鹿東縁断層帯があります。
また、県内に被害を及ぼす可能性のある海溝型地震には、南海トラフで発生する地震があります。
なお、県南西部にあるとされていた岐阜−一宮断層帯は、調査の結果活断層ではないとされています。
県内の39市町村が、「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。
【 岐阜県周辺の主要活断層帯と海溝で起こる地震 】
【 岐阜県に被害を及ぼした主な地震 】
【 確率論的地震動予測地図 】 【 リンク 】
○岐阜県周辺の主要活断層帯と海溝で起こる地震 [上に戻る]
地震 | マグニチュード | 地震発生確率 (30年以内) 【地震発生確率値の留意点】 |
|
海溝型地震 | |||
南海トラフ | 南海トラフで発生する地震 | 8~9クラス | 70%~80% |
内陸の活断層で発生する地震 | |||
木曽山脈西縁断層帯 | 主部 (北部) | 7.5程度 | ほぼ0% |
主部 (南部) | 6.3程度 | 0%~4% | |
清内路峠断層帯 | 7.4程度 | 不明 | |
境峠・神谷断層帯 | 主部 | 7.6程度 | 0.02%~13% |
霧訪山−奈良井断層帯 | 7.2程度 | 不明 | |
跡津川断層帯 | 7.9程度 | ほぼ0% | |
高山・大原断層帯 | 国府断層帯 | 7.2程度 | ほぼ0%~5% |
高山断層帯 | 7.6程度 | 0.7% | |
猪之鼻断層帯 | 7.1程度 | 不明 | |
牛首断層帯 | 7.7程度 | ほぼ0% | |
庄川断層帯 | 7.9程度 | ほぼ0% | |
伊那谷断層帯 | 主部 | 8.0程度 | ほぼ0% |
南東部 | 7.3程度 | 不明 | |
阿寺断層帯 | 主部 (北部) | 6.9程度 | 6%~11% |
主部 (南部) | 7.8程度 | ほぼ0% | |
佐見断層帯 | 7.2程度 | 不明 | |
白川断層帯 | 7.3程度 | 不明 | |
屏風山・恵那山断層帯 及び猿投山断層帯 |
屏風山断層帯 | 6.8程度 | 0.2%~0.7% |
赤河断層帯 | 7.1程度 | 不明 | |
恵那山−猿投山北断層帯 | 7.7程度 | ほぼ0%~2% | |
猿投−高浜断層帯 | 7.7程度 | ほぼ0% | |
加木屋断層帯 | 7.4程度 | 0.1% | |
邑知潟断層帯 | 7.6程度 | 2% | |
砺波平野断層帯・ 呉羽山断層帯 |
砺波平野断層帯 (西部) | 7.2程度 | ほぼ0%~2% もしくはそれ以上 |
砺波平野断層帯 (東部) | 7.0程度 | 0.04%~6% | |
呉羽山断層帯 | 7.2程度 | ほぼ0%~5% | |
森本・富樫断層帯 | 7.2程度 | 2%~8% | |
福井平野東縁断層帯 | 主部 | 7.6程度 | ほぼ0%~0.07% |
西部 | 7.1程度 | 不明 | |
長良川上流断層帯 | 7.3程度 | 不明 | |
濃尾断層帯 | 温見断層 (北西部) | 6.8程度 | ほぼ0% |
温見断層 (南東部) | 7.0程度 | 不明 | |
主部 (根尾谷断層帯) | 7.3程度 | ほぼ0% | |
主部 (梅原断層帯) | 7.4程度 | ほぼ0% | |
主部 (三田洞断層帯) | 7.0程度 | 不明 | |
揖斐川断層帯 | 7.1程度 | 不明 | |
武儀川断層 | 7.3程度 | 不明 | |
柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯 | 主部(北部) | 7.6程度 | ほぼ0% |
主部(中部) | 6.6程度 | 不明 | |
主部(南部) | 7.6程度 | 不明 | |
浦底−柳ヶ瀬山断層帯 | 7.2程度 | 不明 | |
野坂・集福寺断層帯 | 野坂断層帯 | 7.3程度 | ほぼ0% もしくはそれ以上 |
集福寺断層 | 6.5程度 | 不明 | |
湖北山地断層帯 | 北西部 | 7.2程度 | ほぼ0% |
南東部 | 6.8程度 | ほぼ0% | |
琵琶湖西岸断層帯 | 北部 | 7.1程度 | 1%~3% |
南部 | 7.5程度 | ほぼ0% | |
養老−桑名−四日市断層帯 | 8程度 | ほぼ0%~0.8% | |
鈴鹿東縁断層帯 | 7.5程度 | ほぼ0%~0.07% | |
鈴鹿西縁断層帯 | 7.6程度 | 0.08%~0.2% | |
頓宮断層 | 7.3程度 | 1%以下 | |
布引山地東縁断層帯 | 西部 | 7.4程度 | ほぼ0%~1% |
東部 | 7.6程度 | 0.001% | |
木津川断層帯 | 7.3程度 | ほぼ0% | |
伊勢湾断層帯 | 主部 (北部) | 7.2程度 | ほぼ0% |
主部 (南部) | 6.9程度 | ほぼ0%~0.002% | |
白子−野間断層 | 7.0程度 | 0.2%~0.8% | |
魚津断層帯 | 7.3程度 | 0.4%以上 | |
岐阜−一宮断層帯 | 活断層ではないと判断される |
○岐阜県に被害を及ぼした主な地震 [上に戻る]
西暦(和暦) | 地域(名称) | M | 主な被害 |
745年6月5日 (天平17) |
美濃 | 7.9 | 美濃で正倉、仏寺、民家の傾倒多し。 |
762年6月9日 (天平宝字6) |
美濃・飛騨・信濃 | 不明 | 詳細不明なるも被害のあったことは疑いなし。 |
1586年1月18日 (天正13) |
畿内・東海・東山・北陸諸道(天正地震) | 7.8 (8.2とする文献もある) |
白川谷で山崩れ、城、住家倒壊300棟余、圧死者多数。大垣で家屋倒壊多数。 |
1662年6月16日 (寛文2) |
山城・大和・河内・和泉・摂津・丹後・若狭・近江・美濃・伊勢・駿河・三河・信濃 | 7 1/4~7.6 | 美濃で家屋被害多数。 |
1707年10月28日 (宝永4) |
(宝永地震) | 8.6 | 美濃で家屋倒壊400棟。 |
1833年5月27日 (天保4) |
美濃西部 | 6 1/4 | 大垣領で山崩れなどにより、死者11人、負傷者22人。 |
1847年5月8日 (弘化4) |
(善光寺地震) | 7.4 | 道路崩壊や家屋倒壊があるが詳細不明。飛騨保木脇村で山崩れ、圧死者数十人、住家埋没2棟。 |
1854年12月23日 (安政1) |
(安政東海地震) | 8.4 | 高須、大垣、加納、不破郡、土岐郡、恵那郡で家屋倒壊多数。 |
1854年12月24日 (安政1) |
(安政南海地震) | 8.4 | 両日の地震の被害は、美濃南部でひどく、美濃北部へ行くほど軽かった。 |
1855年3月18日 (安政2) |
飛騨白川・金沢 | 6 3/4 | 保木脇で山崩れ、死者12人、家屋倒壊2棟。 |
1858年4月9日 (安政5) |
飛騨・越中・加賀・越前(飛越地震。飛騨地震とも呼ばれる) | 7.0~7.1 | 飛騨北部・越中で被害大。飛騨で死者203人、負傷者45人、家屋全壊319棟。 |
1891年10月28日 (明治24) |
(濃尾地震) | 8.0 | 美濃で被害大。死者4,990人、負傷者12,783人、住家全壊50,125棟、同全半焼4,451棟。飛騨、郡上、恵那郡ではほとんど被害なし。 |
1909年8月14日 (明治42) |
(江濃地震、姉川地震とも呼ばれる) | 6.8 | 県西部を中心に被害。死者6人、負傷者141人、住家全壊6棟。 |
1944年12月7日 (昭和19) |
(東南海地震) | 7.9 | 西南濃地方を中心に被害。死者・行方不明者16人、負傷者38人、住家全壊406棟。 |
1946年12月21日 (昭和21) |
(南海地震) | 8.0 | 西南濃地方で被害。死者32人、負傷者46人、住家全壊340棟。 |
1961年8月19日 (昭和36) |
(北美濃地震) | 7.0 | 石徹白、白鳥、御母衣などで被害。死者3人、負傷者15人。 |
2004年9月5日 (平成16) |
紀伊半島南東沖 →【地震本部の評価】 |
7.4 | 負傷者2人。 |
2024年1月1日 (令和6) |
石川県能登地方 (令和6年能登半島地震) 【地震本部の評価】 →令和6年1月2日公表 →令和6年1月15日公表 →令和6年2月9日公表 【リンク集】 |
7.6 | 負傷者1人 (令和6年7月1日14時00分、総務省消防庁調べ)。 |
「今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」(評価基準日:2020年1月1日)
を示した地震動予測地図です。
詳しい内容を知りたい方は、「全国地震動予測地図2020年版」をご覧下さい。
全国地震動予測地図の詳細なデータや関連情報は地震ハザードステーション(J-SHIS)をご参照下さい。
○リンク [上に戻る]
地震動予測地図等
- 全国地震動予測地図
「全国地震動予測地図」 のページです。 - 地震ハザードステーション(J−SHIS)
防災科学技術研究所の地震ハザードステーション(J−SHIS)です。地震動予測地図の各種地図の閲覧、数値データ等のダウンロードが可能です。 - 長周期地震動予測地図
将来ある特定の地震が発生した際に生じる長周期地震動の揺れの強さや性質を予測した地図です。 - 応答スペクトルに関する地震動ハザード評価
工学的利活用に向けて、試作版の報告書を公表しています。 - 強震動評価
ある特定の震源断層に着目して、そこで地震が発生した場合に周辺の地域がどの程度の強い揺れに見舞われるかを示した地図です (震源断層を特定した地震動予測地図)。- 伊那谷断層帯の地震による予測震度分布
「伊那谷断層帯の長期評価(一部改訂)(平成19年10月15日公表)」とあわせて示した予測震度分布図です。 - 魚津断層帯の地震による予測震度分布
「魚津断層帯の長期評価(平成19年5月14日公表)」とあわせて示した予測震度分布図です。 - 砺波平野断層帯・呉羽山断層帯の地震を想定した強震動評価(平成16年3月22日公表)
- 砺波平野断層帯・呉羽山断層帯の地震による予測震度分布
「砺波平野断層帯・呉羽山断層帯の長期評価(一部改訂)(平成20年5月16日公表)」とあわせて示した予測震度分布図です。 - 森本・富樫断層帯の地震を想定した強震動評価(平成15年3月12日公表)
- 森本・富樫断層帯の地震による予測震度分布
「森本・富樫断層帯の長期評価(一部改訂)(平成25年11月22日公表)」とあわせて示した予測震度分布図です。 - 高山・大原断層帯の地震を想定した強震動評価(平成16年9月27日公表)
- 福井平野東縁断層帯の地震による予測震度分布
「福井平野東縁断層帯の長期評価(一部改訂)(平成21年12月18日公表)」とあわせて示した予測震度分布図です。 - 琵琶湖西岸断層帯の地震を想定した強震動評価(平成16年6月21日公表)
- 琵琶湖西岸断層帯北部の地震による予測震度分布
「琵琶湖西岸断層帯の長期評価(一部改訂)(平成21年8月27日公表)」とあわせて示した予測震度分布図です。
- 伊那谷断層帯の地震による予測震度分布
- 長周期地震動予測地図作成等支援事業
文部科学省では、「新しい総合的かつ基本的な施策」(地震調査研究推進本部,2009)の中で今後推進すべき研究とされた長周期地震動について、平成22年度から研究機関に委託して調査研究を行っています。 - 森本・富樫断層帯における重点的な調査観測
文部科学省では、「新たな活断層調査について」(地震調査研究推進本部,2009)の中で、地震後経過率の最大値が1.0を超えていること、断層が通過する市町村の総人口が概ね50万人を超える等、地震が発生した際の社会的影響が大きい断層として選定された森本・富樫断層帯について、研究機関に委託し、重点的な活断層調査を実施しています。 - 屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯(恵那山-猿投山北断層帯)における重点的な調査観測
文部科学省では、「新たな活断層調査について」(地震調査研究推進本部,2009)の中で、地震後経過率の最大値が1.0を超えていること、断層が通過する市町村の総人口が概ね50万人を超える等、地震が発生した際の社会的影響が大きい断層として選定された屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯(恵那山-猿投山北断層帯)について、研究機関に委託し、令和2年度から重点的な活断層調査を実施しています。 - 防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト
南海トラフでは、マグニチュード8クラスの大地震が発生し、残りの領域においても連動して大地震が発生する可能性が高まる(「半割れ」ケース)などの「異常な現象」が観測される可能性が示されています。文部科学省では、こうした「異常な現象」が起こった後の地震活動の推移を科学的・定量的データを用いて評価するための研究開発や、「異常な現象」が観測された場合の住民・企業等の防災対策のあり方、防災対応を実行するにあたっての仕組みについて調査研究を実施し、これら研究成果の活用を推進するため、令和2年度より研究機関に委託して研究プロジェクトを実施しています。 - 南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト
文部科学省では、南海トラフから南西諸島海溝域までの震源モデルを構築、地震・津波の被害予測とその対策、発災後の復旧・復興対策を検討し、地域の特性に応じた課題に対する研究成果の活用を推進させるため、平成25年度より研究機関に委託して研究プロジェクトを実施しています。 - 東海・東南海・南海地震の連動性評価研究プロジェクト
東海・東南海・南海地震については、今後30年以内の発生確率が非常に高く、これら3つの地震は将来連動して発生する可能性も高いことから、これら3つの地震の時空間的な連動性を評価するため、海底稠密地震・津波・地殻変動観測や物理モデルの構築、シミュレーション研究、強震動・津波予測、被害想定研究等を総合的に行っています。 - 内閣府 南海トラフ巨大地震対策
内閣府の南海トラフ巨大地震対策のページです。
長期評価等
- 長期評価
- 海溝型地震の将来の発生可能性についての評価です。
- 内陸の活断層帯の将来の地震発生の可能性についての評価です。
- 境峠・神谷断層帯の評価(一部改訂)
- 伊那谷断層帯の評価(一部改訂)
- 木曽山脈西縁断層帯の評価
- 魚津断層帯の評価
- 砺波平野断層帯・呉羽山断層帯の評価(一部改訂)
- 邑知潟断層帯の評価
- 森本・富樫断層帯の長期評価(一部改訂)
- 牛首断層帯の評価
- 跡津川断層帯の評価
- 高山・大原断層帯の評価
- 阿寺断層帯の評価
- 屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯の評価
- 庄川断層帯の評価
- 長良川上流断層帯の評価
- 福井平野東縁断層帯の評価(一部改訂)
- 濃尾断層帯の評価
- 柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯の評価
- 野坂・集福寺断層帯の評価
- 湖北山地断層帯の評価
- 養老−桑名−四日市断層帯の評価
- 伊勢湾断層帯の評価
- 鈴鹿東縁断層帯の評価(一部改訂)
- 布引山地東縁断層帯の評価
- 鈴鹿西縁断層帯の評価
- 頓宮断層の評価
- 木津川断層帯の評価
- 琵琶湖西岸断層帯の評価(一部改訂)
- 長期評価結果一覧
主要な活断層や海溝型地震(プレートの沈み込みに伴う地震)の活動間隔、次の地震の発生可能性〔場所、規模(マグニチュード)及び発生確率〕等の評価(長期評価)の概要を一覧にして掲載しています。
- 活断層調査・観測等
【境峠・神谷断層帯】 【伊那谷断層帯】 【魚津断層帯】 【砺波平野断層帯・呉羽山断層帯】- 富山県 平成7年度 呉羽山断層に関する調査成果報告書
- 富山県 平成9年度 砺波平野断層帯に関する調査成果報告書
- 富山県 平成10年度 砺波平野断層帯に関する調査成果報告書
- 富山県 平成11年度 砺波平野断層帯に関する調査成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成18度 砺波平野断層帯・呉羽山断層帯の活動性および活動履歴調査(「基盤的調査観測対象断層帯の追加・補完調査」成果報告書 No.H18−9)
- 富山大学/地域地盤環境研究所 平成22年度 沿岸海域における活断層調査 呉羽山断層帯(海域部) 成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成23年度 砺波平野断層帯・呉羽山断層帯(砺波平野断層帯西部)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H23−1)
- 森本・富樫断層帯における重点的な調査観測
文部科学省では、「新たな活断層調査について」(地震調査研究推進本部,2009)の中で、地震後経過率の最大値が1.0を超えていること、断層が通過する市町村の総人口が概ね50万人を超える等、地震が発生した際の社会的影響が大きい断層として選定された森本・富樫断層帯について、研究機関に委託し、重点的な活断層調査を実施しています。 - 石川県 平成8年度 森本断層系に関する調査成果報告書
- 石川県 平成9年度 森本・富樫断層帯に関する調査成果報告書
- 石川県 平成10年度 森本・富樫断層帯に関する調査成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成19年度 森本富樫断層帯の活動性および活動履歴調査(「基盤的調査観測対象断層帯の追加・補完調査」成果報告書 No.H19−3)
- 岐阜県 平成10年度 高山・大原断層帯に関する調査成果報告書
- 岐阜県 平成11年度 高山・大原断層帯に関する調査成果報告書
- 岐阜県 平成12年度 高山・大原断層帯に関する調査成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成20年度 高山・大原断層帯(国府断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H20−5)
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成20年度 高山・大原断層帯(髙山断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H20−6)
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成24年度 高山・大原断層帯(猪之鼻断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の補完調査」成果報告書No.H24-2)
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成23年度 阿寺断層帯(佐見断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H23−3)
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成23年度 阿寺断層帯(白川断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H23−4)
- 屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯(恵那山-猿投山北断層帯)における重点的な調査観測
文部科学省では、「新たな活断層調査について」(地震調査研究推進本部,2009)の中で、地震後経過率の最大値が1.0を超えていること、断層が通過する市町村の総人口が概ね50万人を超える等、地震が発生した際の社会的影響が大きい断層として選定された屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯(恵那山-猿投山北断層帯)について、研究機関に委託し、令和2年度から重点的な活断層調査を実施しています。 - 愛知県 平成7年度 加木屋断層、高浜撓曲崖に関する調査成果報告書
- 愛知県 平成10年度 猿投山断層帯に関する調査成果報告書
- 岐阜県 平成11年度 屏風山・恵那山断層帯に関する調査成果報告書
- 岐阜県 平成12年度 屏風山・恵那山断層帯に関する調査成果報告書
- 岐阜県 平成13年度 屏風山・恵那山断層帯に関する調査成果報告書
- 福井県 平成9年度 福井平野東縁断層帯に関する調査成果報告書
- 福井県 平成10年度 福井平野東縁断層帯(剣ヶ岳断層、細呂木断層、篠岡断層、松岡断層、福井地震断層、福井東側地震断層)に関する調査成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成19年度 福井平野東縁断層帯の活動性および活動履歴調査(「基盤的調査観測対象断層帯の追加・補完調査」成果報告書 No.H19−8)
- 地震予知総合研究振興会 平成22年度 沿岸海域における活断層調査 福井平野東縁断層帯(海域部) 成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成20年度 濃尾断層帯(揖斐川断層)の活動性および活動履歴調査(「基盤的調査観測対象断層帯の追加・補完調査」成果報告書 No.H20−7)
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成20年度 濃尾断層帯(武儀川断層)の活動性および活動履歴調査(「基盤的調査観測対象断層帯の追加・補完調査」成果報告書 No.H20−8)
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成24年度 濃尾断層帯(主部/三田洞断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の補完調査」成果報告書No.H24-4)
- 福井県 平成8年度 柳ヶ瀬断層帯に関する調査成果報告書
- 福井県 平成9年度 柳ヶ瀬断層帯(柳ヶ瀬断層、山中断層、甲楽城断層)に関する調査成果報告書
- 岐阜県 平成7年度 関ヶ原断層に関する調査成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所 平成22年度 柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯(主部/南部)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H22−3)
- 独立行政法人産業技術総合研究所/学校法人東海大学 平成23年度 沿岸海域における活断層調査 柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯 浦底−柳ヶ瀬山断層帯 成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所/国立大学法人福井大学 平成24年度 沿岸海域における活断層調査 柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯 主部/北部(海域部) 成果報告書
- 三重県 平成9年度 布引山地東縁断層帯に関する調査成果報告書
- 三重県 平成10年度 布引山地東縁断層帯に関する調査成果報告書
- 三重県 平成11年度 布引山地東縁断層帯に関する調査成果報告書
- 三重県 平成12年度 布引山地東縁断層帯に関する調査成果報告書
- 三重県 平成13年度 布引山地東縁断層帯に関する調査成果報告書
- 独立行政法人産業技術総合研究所/学校法人東海大学 平成24年度 沿岸海域における活断層調査 布引山地東縁断層帯東部(海域部) 成果報告書
- 文部科学省 「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」
このプロジェクトでは、首都圏や京阪神などの大都市圏において、大地震が発生した際の人的・動的被害を大幅に軽減するための科学的・技術基盤を確立することを目的とした研究開発を実施しており、理学・工学・社会学などの異分野の研究者が結集し、我が国の地震防災対策に最先端の科学技術を効果的に活用することを目指しています。 - 産業技術総合研究所 活断層データベース
日本全国の活断層(活動セグメント)の分布とそのパラメータ、日本の活断層に関係する文献の書誌データ、文献から採録された調査地点ごとの調査結果データ、地下数十キロメートルまでの地下構造データが収録されています。 - 国土地理院 活断層図(都市圏活断層図)
国土地理院の活断層図(都市圏活断層図)のページです。
地震活動等
- 毎月の地震活動の評価
地震調査委員会による毎月(および臨時)の地震活動の評価です。
【2024年1月1日石川県能登地方の地震(令和6年能登半島地震)】 【2004年9月紀伊半島南東沖の地震】 - 主な地震活動の評価
各地震活動について、これまでに公表された評価結果をとりまとめたものです。 - 日本の地震活動 −被害地震から見た地域別の特徴−
全国の地震活動の概要と地震に関する基礎知識、そして、日本を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国及び九州・沖縄に区分し、その地方の地震活動の概要をはじめ、その地域に被害を及ぼす地震のタイプ、これまでに発生した主な被害地震の概要、都道府県別(北海道は地域別)の特徴について書かれています。 - 震源・震度に関する情報
気象庁、防災科学技術研究所、大学などの地震観測データに基づく震源・震度に関する情報です。 - 地震に関するパンフレット
地震発生のしくみ、地震調査研究推進本部の取組などを解説した各種パンフレットです。
地方自治体等
- 岐阜地方気象台
岐阜地方気象台のページです。岐阜県の気象・地震概況等を閲覧することができます。
- 岐阜県
岐阜県の「岐阜県総合防災ポータル」です。地域防災計画等を閲覧できます。
〔「中部地方」に戻る〕