2020年の主な地震活動の評価
各地震活動の評価は、発生後、1年程度の間に公表された評価内容をとりまとめたものです。
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A | 2020年3月13日 石川県能登地方の地震活動 | M5.5 | 最大震度5強 | |
B | 2020年6月25日 千葉県東方沖の地震活動 | M6.1 | 最大震度5弱 | |
C | 2020年9月4日 福井県嶺北の地震活動 | M5.0 | 最大震度5弱 | |
D | 2020年11月22日 茨城県沖の地震活動 | M5.7 | 最大震度5弱 | |
E | 2020年12月12日 岩手県沖の地震活動 | M5.6 | 最大震度5弱 | |
F | 2020年12月18日 新島・神津島近海の地震活動 | M5.0 | 最大震度5弱 | |
G | 2020年12月21日 青森県東方沖の地震活動 | M6.5 | 最大震度5弱 |
○ 3月13日に石川県能登地方の深さ約10kmでマグニチュード(M)5.5の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。この地震は、平成19年(2007年)能登半島地震の活動域の東端で発生した。GNSS観測の結果によると、今回の地震に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
○ 6月25日に千葉県東方沖の深さ約35kmでマグニチュード(M)6.1の地震が発生した。この地震の発震機構は南北方向に圧力軸を持つ逆断層型であった。GNSS観測の結果によると、今回の地震に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
○ 9月4日に福井県嶺北の深さ約5kmでマグニチュード(M)5.0の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。GNSS観測の結果によると、今回の地震に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
○ 11月22日に茨城県沖の深さ約45kmでマグニチュード(M)5.7の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。GNSS観測の結果によると、今回の地震に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
○ 12月12日に岩手県沖の深さ約50kmでマグニチュード(M)5.6の地震が発生した。この地震の発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。GNSS観測の結果によると、今回の地震に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
○ 12月18日18時09分に新島・神津島近海*の深さ約10kmでマグニチュード(M)5.0の地震が発生した。この地震の発震機構は北北西-南南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、フィリピン海プレートの地殻内で発生した地震である。この地震の震源付近では、同日20時36分にM4.6、1月1日01時53分にM4.7の地震が発生した。12月15日から1月3日までに、最大震度1以上を観測する地震が39回発生した。GNSS観測の結果によると、今回の地震活動に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
*:気象庁が情報発表で用いた震央地域名は「伊豆大島近海」である。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
○ 12月21日に青森県東方沖の深さ約45kmでマグニチュード(M)6.5の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。GNSS観測の結果によると、今回の地震に伴う有意な地殻変動は観測されていない。
注:GNSSとは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称である。
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