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  1. 地震に関する評価
  2. 主な地震活動
  3. 2010年の主な地震活動の評価

2010年の主な地震活動の評価

2010年の主な地震活動の図
図中のシンボル、または下の主な地震活動のリストをクリックすると、該当する地震活動の評価へジャンプします。
(注)「2010年2月27日 チリ中部沿岸の地震活動」は範囲外のため、図には掲載しておりません。

 各地震活動の評価は、発生後、1年程度の間に公表された評価内容をとりまとめたものです。(これまでの地震活動の評価の閲覧へ

石垣島近海の地震活動 2010年2月7日、M6.5

○ 2月7日に石垣島近海でM6.5の地震が発生した。この地震の発震機構は南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型であった。

沖縄本島近海の地震活動 2010年2月27日、M7.2 [最大震度5弱][津波を観測]

○ 2月27日に沖縄本島近海でM7.2の地震が発生した。この地震の発震機構は北西-南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型であった。この地震により、沖縄県南城市(なんじょうし)で0.1mなど、沖縄県で小さな津波を観測した。また、GPS観測結果によると、この地震に伴い、与那城(よなしろ)観測点が北西方向に約1cm移動するなど、沖縄本島を中心に地殻変動が観測されている。

チリ中部沿岸の地震活動 2010年2月27日、Mw8.8 [津波を観測]

○ 2月27日にチリ中部沿岸でMw8.8の地震が発生した。この地震により津波が発生し、岩手県久慈港と高知県須崎港で1.2mなど、太平洋沿岸を中心に北海道から沖縄県までの広い範囲で津波を観測した。この地震の発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、ナスカプレートと南米プレートの境界で発生した地震である。

福島県沖の地震活動 2010年3月14日、M6.7 [最大震度5弱]

○ 3月14日に福島県沖の深さ約40kmでM6.7の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。GPS連続観測結果によると、この地震に伴い、宮城県と福島県の太平洋沿岸を中心にわずかな地殻変動が観測されている。

福島県沖の地震活動 2010年6月13日、M6.2 [最大震度5弱]

○ 6月13日に福島県沖の深さ約40kmでM6.2の地震が発生した。この地震の発震機構は北北西-南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型であった。GPS観測結果には、この地震の前後で特段の変化は認められない。

千葉県北東部の地震活動 2010年7月23日、M5.0 [最大震度5弱]

○ 7月23日に千葉県北東部の深さ約35kmでM5.0の地震が発生した。この地震の発震機構は北北西-南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。

(注)その後の精査の結果、マグニチュードは当初の4.9から5.0へ修正された。

新潟県上越地方の地震活動 2010年10月3日、M4.7 [最大震度5弱]

○ 10月3日に新潟県上越地方の深さ約20kmでM4.7の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。

宮古島近海の地震活動 2010年10月4日、M6.4

○ 10月4日に宮古島近海でM6.4の地震が発生した。この地震の発震機構は北東-南西方向に圧力軸を持つ型であった。

父島近海の地震活動 2010年12月22日、M7.8 [津波を観測]

○ 12月22日に父島近海でM7.8の地震が発生した。この地震の発震機構は北東-南西方向に張力軸を持つ正断層型で、太平洋プレート内部で発生した地震である。この地震により、八丈島八重根で0.5mなど、東北地方の一部及び関東地方南部から沖縄地方にかけての太平洋沿岸で津波を観測した。また、GPS観測結果によると、この地震に伴い、父島及び母島の観測点において、西南西方向へ1cmを超える地殻変動が観測されている。

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