ひとめでわかる地震本部の活動
地震調査研究推進本部(通称:地震本部)の位置づけやどのような活動をしている組織なのかを紹介しています。
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わが国の地震調査研究の司令塔 地震本部
地震本部は、1995年に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに、地震に関する調査や研究を政府として一元的に推進するとともに、その成果を社会に伝えるため設置されました。
地震防災対策の強化、特に地震による被害の軽減に資する地震調査研究の推進を基本的な目標として、以下に示す5つの役割を担っています。
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地震本部をイメージするマーク
次の3点をねらいとして、地震調査研究推進本部をイメージするマークを作成しました。
- わかりやすさや覚えやすさとともに、地震に関する情報を発信しつづける「場」として、新聞をイメージした書体としています。
- 地震に対して、緊張した気持ちを持ってもらえるようなデザインとしました。
- 日本には世界に誇れる地震調査研究を推進する機関があり、それは国民にとって「信頼される強さ」と「安心できる知識の土台」になっていることを、赤いラインで表現しています。
映像で知る地震本部
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VISUALIZATION OF EARTHQUAKE 2013 ( 約 2 分 40 秒 )
地震本部では、地震に関する調査や研究のために地震観測網などの整備を推進しており、現在、日本には、文部科学省(国立研究開発法人防災科学技術研究所)や気象庁、大学などが設置した約7,000の地震計があります。
この映像は、2013年の1年間に日本とその周辺で起きた地震と揺れのデータを、光の強弱に変えてプロジェクターで映し出すとともに、センサーで受けた光に応じた音を放つことで、日々、大地がどれだけ揺れているのかを音で感じることができる実験の記録です。