ひずみ集中帯
「日本海東縁ひずみ集中帯」、「新潟-神戸ひずみ集中帯」などの名前で知られる領域のことで、日本列島で特に地殻のひずみが大きいと推定されている帯状の領域のことです。GNSS観測、100年間にわたる測地測量、数千年から百万年以上にわたって地形や地質に刻まれてきた証拠等から、様々な時間スケールでひずみが大きい領域であることが分かっています。近年では、1983年の日本海中部地震、1993年の北海道南西沖地震、1995年の兵庫県南部地震、2004年の新潟県中越地震などが、これらのひずみ集中帯で発生しました。