本震・余震
地震が発生すると、多くの場合、その地震が発生した場所の周辺で、それより小さい地震が多数発生します。最初の地震(最も大きな地震)を本震、それに続く小さな地震を余震と言います。
余震の回数は、本震の直後には多く発生し、時間とともに減少していきますが、一時的に余震が活発化することもあります。
余震の規模は、本震のマグニチュードより1 程度以上小さいことが多いですが、本震に近い規模の地震が発生することもあります。なお、余震のうち最大の規模を持つ地震を最大余震、余震が分布している領域を余震域と呼びます。また、余震の多くは本震の震源域の中で発生し、特に本震の直後(数時間から1日程度の間)の余震の分布は、本震の震源域とおおむね一致します。
大きな余震が発生すると、家屋の損壊などの被害が発生することがあるため、大きな地震(本震)が発生したあとは、余震にしばらく注意が必要です。また、余震が続くと不眠やストレスに悩まされることもあります。
詳しくは気象庁ホームページをご覧ください。
気象庁 余震について
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/aftershocks/kiso_aftershock.html