地震調査研究推進本部20周年特別シンポジウム
「巨大地震にどう向き合うか」開催結果について
地震調査研究推進本部(地震本部)は、平成7年1月の阪神・淡路大震災を教訓に、同年7月に誕生し、今年で20周年の節目を迎えます。地震本部では、これまで、政府・大学などが一体的な地震調査研究を推進してきました。
また、平成23年の東日本大震災以降は、社会との関わりがより一層重要となっています。このシンポジウムでは、地震本部のこれまでの成果を振り返るとともに、来たるべき巨大地震に向けて、災害に強い社会を構築するために、地震本部が目指すべき姿を考えます。
シンポジウム当日は、一般の方々から地震研究者、また企業等の防災関係者まで約430名の方が参加され、作家の高嶋哲夫氏による「地震列島を生きる〜未曽有の地震・津波災害と向き合うために〜」を始めとする講演、時事通信社解説委員の中川和之氏をコーディネーターに迎えてのパネルディスカッション「巨大地震にどう向き合うか」等々、多彩なプログラムが行われ、参加者の熱心な聴講とともに活発な議論が行われました。
その概要を以下のとおり報告いたします。
フォーラムタイトル | 地震調査研究推進本部20周年特別シンポジウム 巨大地震にどう向き合うか |
開催日時 | 平成27年6月23日(火) 13:30〜18:00 |
会 場 | 東京大学本郷キャンパス 伊藤謝恩ホール (伊藤国際学術研究センター内) |
主 催 | 文部科学省 |
参加人数 | 430名 |
プログラム | こちらをクリック |
当日の概要 | こちらをクリック |
会場入口の様子 |
各機関のポスター展示 |
各機関の展示 |
各機関の展示 (防災科研職員によるパフォーマンス) |
会場の様子 |
山中事務次官(本部長代理)の開会挨拶 |
中島政策委員会委員長の開会挨拶 |
平田教授による講演 |
今村教授による講演 |
渡邉教授による講演 |
パネルディスカッションの様子 |
本藏地震調査委員長の閉会挨拶 |
時 間 | 内容 |
12:30 | 開場・受付 |
13:30〜13:40 | 開会挨拶 地震調査研究推進本部本部長代理 山中 伸一(文部科学事務次官) 政策委員会委員長 中島 正愛(京都大学防災研究所教授) |
13:40〜13:50 | 各省の施策紹介 田中 正朗(文部科学省研究開発局長) |
13:50〜15:05 | 第1部 基調講演 「地震列島を生きる 〜未曾有の地震・津波災害と向き合うために〜」 講師:高嶋 哲夫(作家) |
15:05〜17:50 | 第2部 講演及びパネルディスカッション 「阪神・淡路大震災以降の地震発生長期評価と揺れの予測」 講師:平田 直(東京大学地震研究所教授) 講演資料 (PDF 1,687 KB) 「東日本大震災を踏まえた津波の即時予測・評価への取組」 講師:今村 文彦(東北大学災害科学国際研究所教授) 講演資料 (PDF 7,599 KB) 「学校における地震・津波に関する防災教育」 講師:渡邉 正樹(東京学芸大学教育学部教授) 講演資料 (PDF 4,435 KB) パネルディスカッション「巨大地震にどう向き合うか」 中島 正愛 政策委員会委員長(京都大学防災研究所教授) 本藏 義守 地震調査委員会委員長(東京工業大学名誉教授) 長谷川 昭 東北大学名誉教授 佐藤 浩樹 宮城県教育庁スポーツ健康課課長補佐 齊藤 隆弘 東京ガス株式会社執行役員 防災・供給部長 杉渕 武 藤沢市総務部防災危機管理室防災専任研究員 中川 和之 時事通信社解説委員(コーディネーター) |
17:50〜18:00 | 閉会挨拶 地震調査委員会委員長 本藏 義守(東京工業大学名誉教授) |
18:00 | 閉会 |
当日配布資料
- 文部科学省パンフレット・・・・・・・「地震本部 予測研究の最前線」 (PDF 15,281 KB)
- 文部科学省パンフレット・・・・・・・「地震を正しく恐れる」 (PDF 16,465 KB)
講師・パネリストURL
- 高嶋哲夫オフィシャルページ
- 宮城県
- 藤沢市総務部防災危機管理室
- 東北大学
- 東北大学災害科学国際研究所
- 東京大学地震研究所
- 東京工業大学
- 東京学芸大学教育学部
- 京都大学防災研究所
- 時事通信社
- 東京ガス株式会社