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  1. 地震・津波の知識
  2. コラム
  3. 地震本部の成果物の配色方針について

地震本部の取り組み 地震本部の成果物の配色方針について

 これまで、地震調査研究推進本部(以下「地震本部」という。)の成果物である「全国地震動予測地図」、「主要活断層帯の長期評価」、「海溝型地震の長期評価」などの配色に関して、以下の主な課題が指摘されていました。

主な課題
  • 地震本部として成果物の配色の方針が定められていないため、各委員会等の判断になっている。
  • 「主要活断層帯の長期評価」においては、地震発生確率に基づくランクに応じて色を定めているが、一般的に危険度が最も高いことを示す「黒」が、低いランク(Zランク)に用いられており、危険度を表す配色としては不適切である。
  • 他機関が発表している防災情報や危険度を表す情報の配色と整合していない。

 そこで、防災情報や危険度を表す情報の配色に関する国内外の動向を把握するとともに、多様な色覚に対応可能な情報提供の在り方に関する事項、色や色覚に関する有識者の見解についても把握し、地震本部の成果物の配色の統一的な方針、さらに利用者が地震災害リスクを的確に理解するために必要な配色等の在り方を検討するための調査を行いました。
 本調査により、配色検討の際に重要な視点として、色の規格や色の統一化の動向を踏まえた配色の在り方、色の意味を踏まえた配色の在り方、多様な色覚に対応した配色の必要性等が明確となり、これを受けて、事務局では配色方針案(図1)を作成しました。方針案は以下のとおりです。

地震本部の成果物の配色方針について
図1 地震本部の成果物の配色方針について

基本的な方針
  • リスク、ハザードの大小について最大9段階(赤紫~薄灰)で表現することとし、配色は描画対象に応じて上記のスケールから適宜選択する。
  • 背景色(陸地、海)は、白、灰色、水色の中から選択する。
  • 「不明」は灰色とする。
適用範囲
  • 「地震本部の成果物」のうち、リスクやハザードの大きさを示す図に適用する。(正負の値をとる図)
  • 又は他機関で色彩が定義された図は含まない。
その他
  • 連続表示(グラデーション)についてはなるべく避け、段階表示とする。
  • 現状、9段階以上の色分けとなっている図は、適宜段階を見直し、9段階以内とする。
  • 上記の方針については今後、作成する図から適用する。
  • 上記の方針に従うことで視認性を損なうと判断される図については、個別に検討する。

 本案は、令和元年7月16日に開催された第73回総合部会において審議・承認され、令和元年8月22日に開催された第58回政策委員会において、第73回総合部会で承認された方針案の審議を行い、決定となりました。
 今後、地震本部の成果物は、基本的に本方針を踏まえて作成していきます。

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