地震研究所は1923年の関東大震災の2年後に設立されました。設立メンバーの一人である寺田寅彦は「本所永遠の使命とするところは、地震に関する諸現象の科学的研究と、直接または間接に地震に起因する災害の予防並びに軽減方策の探究とである」と碑文に書きました。
この使命を全うすべく、地震や火山の基礎研究と、それらによる災害の予防や軽減の研究を進めています。
基礎研究においては理論的および解析的研究はもちろんのこと、各種の野外観測や室内実験、計算機シミュレーションなどの、多面的なアプローチによる研究を実施し、観測機器や実験機器の開発なども行ってきました。たとえば、こうしたいろいろな分野の研究者が協力することにより、海洋プレートが一体となって移動し、沈み込み、滞留する一連の過程を世界で初めて明らかにしました。
一方、地震・火山災害の予防や軽減の分野では、地震本部における地震発生の長期評価や強震動評価、全国地震動予測地図・長周期地震動予測地図等の精度を高めるための各種の研究プロジェクトを主宰したり協力を行っています。また、大学における地震・火山噴火予知研究についてはその中核的機関として全国の関連研究者と協力しながら、これらの研究の企画・立案にあたっています。
地震研究所は1994年以来、全国共同利用・共同研究拠点として全国規模での共同研究の推進を図っており、地震研究所のポテンシャルを全国の研究者に活用して頂くことができます。
この使命を全うすべく、地震や火山の基礎研究と、それらによる災害の予防や軽減の研究を進めています。
基礎研究においては理論的および解析的研究はもちろんのこと、各種の野外観測や室内実験、計算機シミュレーションなどの、多面的なアプローチによる研究を実施し、観測機器や実験機器の開発なども行ってきました。たとえば、こうしたいろいろな分野の研究者が協力することにより、海洋プレートが一体となって移動し、沈み込み、滞留する一連の過程を世界で初めて明らかにしました。
一方、地震・火山災害の予防や軽減の分野では、地震本部における地震発生の長期評価や強震動評価、全国地震動予測地図・長周期地震動予測地図等の精度を高めるための各種の研究プロジェクトを主宰したり協力を行っています。また、大学における地震・火山噴火予知研究についてはその中核的機関として全国の関連研究者と協力しながら、これらの研究の企画・立案にあたっています。
地震研究所は1994年以来、全国共同利用・共同研究拠点として全国規模での共同研究の推進を図っており、地震研究所のポテンシャルを全国の研究者に活用して頂くことができます。
(広報誌「地震本部ニュース」平成23年(2011年)1月号)