平成17年8月24日
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「基盤的調査観測対象活断層の評価手法」報告書について
地震調査研究推進本部は、地震による被害の軽減に資するための施策として、平成9年8月に「地震に関する基盤的調査観測計画」を策定し、同調査観測計画の一項目として活断層調査を挙げた。基盤的調査観測の対象となる活断層は全国で98断層帯にわたり、地方公共団体や研究機関などによる調査が行われてきた。
地震調査研究推進本部地震調査委員会ではこれらの調査結果や既往資料をもとに、活断層の位置や形態、過去の活動履歴および長期の地震発生確率などについての評価を順次行ってきた。その際、統一した観点に基づいた評価を行うための評価手法や基準作りも併せて行ってきた。平成17年4月に主要98断層帯の評価がひととおり終了したことを受け、これまで地震調査委員会が行ってきた活断層評価の手法を「基盤的調査観測対象活断層の評価手法」として取りまとめたので報告する。
- 基盤的調査観測対象活断層の評価手法 −これまでの長期評価手法のとりまとめ− (pdf 838KB)
- 付録 (pdf 15,402KB)
- 付録1.主要98断層帯のパラメータ(項目別まとめ図)
- 付録2.主要98断層帯のパラメータ(一覧表)
- 付録3.委員会名簿
- 付録4.既往評価文の例(福島盆地西縁断層帯:主文、ならびに主文に関する図面と表を抜粋)