ひとまわり小さいプレート間地震(十勝沖及び根室沖)
千島海溝沿いの評価対象領域 (図をクリックすると拡大表示)
この領域では、M7以上の地震がほぼ記録されるようになったと考えられる1900年以降、M7.0またはMw7.0以上の地震は、十勝沖・根室沖のプレート間巨大地震、およびプレート内地震と同定したものを除いたものは8回発生しています。このうち、Global CMTカタログが整備された1976年以降の地震で、CMT解等からプレート間地震と判断され、ひとまわり小さいプレート間地震と同定された地震は、2003年9月26日(M7.1,Mw7.4)、2004年11月29日(M7.1,Mw7.0)、2008年9月11日(M7.1,Mw6.8)の3回です。2004年の地震では最大震度5強を観測し、54名の負傷者を伴いました。なお、1976年以前にも同規模の地震は発生していて、この規模で北海道内で死者が発生した記録は少ないのですが、1915年の地震(M7.0)では2名の死者を伴いました(宇佐美・他,2013)。
【 将来の地震発生の可能性 】 【 リンク 】
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地震の規模 : M7.0~7.5程度
地震発生確率: 30年以内に、80%程度 (地震発生確率値の留意点)
平均活動間隔: 20.5年
最新発生時期: 2008年9月11日
詳しい内容を知りたい方は、「千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)」をご覧下さい。
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地震動予測地図等
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