パソコン版のウェブサイトを表示中です。

スマートフォン版を表示する

  1. 都道府県ごとの地震活動
  2. 海溝で起こる地震
  3. 南西諸島周辺及び与那国島周辺

南西諸島周辺及び与那国島周辺

日向灘及び南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価(第二版)の評価対象領域(図をクリックすると拡大表示)
日向灘及び南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価(第二版)の評価対象領域
<南西諸島周辺及び与那国島周辺の巨大地震>
 17世紀以降現在までに南西諸島周辺及び与那国島周辺で発生した巨大地震は、1911年の喜界島地震(M8.0)が知られています。この地震では津波を伴い、死傷者を伴う被害が発生しました。
 17世紀以降、評価時点までの間に南西諸島周辺及び与那国島周辺で発生した巨大地震は1911年の喜界島地震(M8.0)の1回のみです。今後、同程度の規模の地震が領域内のどこでも発生する可能性はあるものの、発生頻度が不明であることから、次の地震の発生確率は不明です。この領域については、評価対象領域としてさらに細分化するだけの科学的知見がないため広大な領域設定となっています。仮にこの領域における地震の発生確率を算出しても、散在する島嶼近傍で発生し、被害を及ぼす可能性のある地震の発生確率と大きく異なると考えられます。
<南西諸島周辺のひとまわり小さい地震>
 南西諸島周辺のひとまわり小さい地震には、気象庁震源カタログが整備されている1919年以降、M7.0以上の地震が4回(1923年、1998年、2002年、2010年)発生したことが知られています。このうち、1998年、2002年、2010年の地震では津波を伴い、2010年の地震では負傷者を伴う被害も発生しました。
 次の南西諸島周辺のひとまわり小さい地震については、1919年1月1日以降、評価時点までの間に、M7.0~7.5程度の地震が4回発生しています。ただし、地震活動等の知見に基づいた領域の細分化が困難であったために広大な領域設定となっており、この領域における地震の発生確率は、領域内に散在する島嶼近傍で発生し、被害を及ぼす可能性のある地震の発生確率と大きく異なると考えられることから、次の地震の発生確率は不明としています。
<与那国島周辺のひとまわり小さい地震>
 与那国島周辺のひとまわり小さい地震は、気象庁震源カタログが整備されている1919年以降、M7.0以上の地震が12回(1919年、1920年、1922年、1924年、1951年10月22日6時34分、1951年10月22日13時28分、1951年11月25日、1966年、1972年1月25日11時6分、1972年1月25日12時41分、1972年4月24日、2002年)発生したことが知られています。このうち、1966年の地震(M7.3)では与那国島で死傷者を伴う被害が発生しました。
 次の与那国島周辺のひとまわり小さい地震については、1919年1月1日以降、評価時点までの間にM7.0~7.5程度の地震が12回発生していることから、ポアソン過程を用いて推定すると、今後30年以内の地震発生確率は90%程度以上です。なお、プレート間地震とプレート内地震を区別せずに評価していますが、評価した地震の中には上盤側(陸側)のプレート内の地震も含まれている可能性があり、上記の地震発生確率は高めに見積もられている可能性があります。

 【 将来の地震発生の可能性 】  【 リンク 】

○将来の地震発生の可能性  [上に戻る]
<南西諸島周辺及び与那国島周辺の巨大地震>
 地震の規模  : M8.0程度
 地震発生確率: 不明
 平均発生間隔: 不明

<南西諸島周辺のひとまわり小さい地震>
 地震の規模  : M7.0~7.5程度
 地震発生確率: 不明
 平均発生間隔: 25.8年(参考値)

<与那国島周辺のひとまわり小さい地震>
 地震の規模  : M7.0~7.5程度
 地震発生確率: 30年以内に、90%程度以上  地震発生確率値の留意点
 平均発生間隔: 8.6年

 詳しい内容を知りたい方は、「日向灘及び南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価(第二版)」をご覧下さい。


○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

 長期評価等

 地震活動等

  • 毎月の地震活動の評価
    地震調査委員会による毎月(および臨時)の地震活動の評価です。
  • 主な地震活動の評価
    各地震活動について、これまでに公表された評価結果をとりまとめたものです。
  • 日本の地震活動 −被害地震から見た地域別の特徴−
    全国の地震活動の概要と地震に関する基礎知識、そして、日本を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国及び九州・沖縄に区分し、その地方の地震活動の概要をはじめ、その地域に被害を及ぼす地震のタイプ、これまでに発生した主な被害地震の概要、都道府県別(北海道は地域別)の特徴について書かれています。
  • 震源・震度に関する情報
    気象庁、防災科学技術研究所、大学などの地震観測データに基づく震源・震度に関する情報です。
  • 地震に関するパンフレット
    地震発生のしくみ、地震調査研究推進本部の取組などを解説した各種パンフレットです。

 津波評価等

  • 津波評価
    地震調査委員会では、津波予測の手順を標準化し、「波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」を公表しています。また、長期評価の結果と津波レシピをもとに、津波評価を進めています。
    • 津波予測手法
      「波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」についてのページです。

 地方自治体等

【九州地方】
  • 福岡管区気象台
    福岡管区気象台のページです。
  • 佐賀地方気象台
    佐賀地方気象台のページです。佐賀県の地震概況等を閲覧することができます。
  • 長崎地方気象台
    長崎地方気象台のページです。長崎県の地震概況等を閲覧することができます。
  • 熊本地方気象台
    熊本地方気象台のページです。熊本県の地震概況等を閲覧することができます。
  • 大分地方気象台
    大分地方気象台のページです。
  • 宮崎地方気象台
    宮崎地方気象台のページです。宮崎県の地震概況や過去の被害地震などについて閲覧することができます。
  • 鹿児島地方気象台
    鹿児島地方気象台のページです。鹿児島県の地震概況等を閲覧することができます。
  • 福岡県
    福岡県防災ホームページです。地域防災計画等を閲覧できます。
  • 福岡市
    福岡市の防災情報トップページです。
  • 北九州市
    北九州市の「消防・防災」のページです。
  • 佐賀県
    「防災・減災さが」です。地域防災計画など様々な情報を閲覧できます。
  • 長崎県
    「長崎県総合防災ポータル」です。地域防災計画や長崎県地震等防災アセスメント調査報告書など、様々な情報を閲覧することができます。
  • 熊本県
    熊本県の防災情報総合案内のページです。
  • 熊本市
    熊本市の防災のページです。
  • 大分県
    おおいた防災ポータルです。防災情報等を閲覧することができます。
  • 宮崎県
    宮崎県防災・危機管理情報のページです。地域防災計画など、様々な情報を閲覧することができます。
  • 鹿児島県
    鹿児島県の「危機管理・防災」のページです。地域防災計画等を閲覧することができます。
【沖縄地方】
  • 沖縄気象台
    沖縄気象台のページです。
  • 宮古島地方気象台
    宮古島地方気象台のページです。宮古島地方の地震活動図等を閲覧することができます。
  • 石垣島地方気象台
    石垣島地方気象台のページです。津波防災マニュアル等を閲覧することができます。
  • 南大東島地方気象台
    南大東島地方気象台のページです。大東島地方の地震活動図等を閲覧することができます。
  • 沖縄県
    沖縄県の防災のページです。地域防災計画等を閲覧することができます。


「九州・沖縄地方」に戻る

このページの上部へ戻る

スマートフォン版を表示中です。

PC版のウェブサイトを表示する

パソコン版のウェブサイトを表示中です。

スマートフォン版を表示する