関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル(2021年版)
関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル(2021年版)は、地震調査研究推進本部の成果に加え、内閣府の研究成果*を利用し、「地下構造モデル作成の考え方」(地震調査委員会、2017)及び「関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル説明資料」(地震調査委員会、2017)に基づいて、地震調査研究推進本部地震調査委員会における審議を経て、防災科学技術研究所により作成されたものです。
本モデルでは、地震基盤から工学的基盤(Vs=350m/s)までを深部地盤構造、工学的基盤から地表までを浅部地盤構造としています。
「全国地震動予測地図2020年版」の震源断層を特定した地震動予測地図の詳細法において、深部地盤構造モデルが工学的基盤上の地震波形の計算に、浅部地盤構造モデルが表層地盤増幅率の算出に使用されています。また、震源断層を特定した地震動予測地図の簡便法及び確率論的地震動予測地図において、浅部地盤構造モデルが表層地盤増幅率の算出に使用されています。
* 戦略的イノベーション創造プログラム「レジリエントな防災・減災機能の強化」テーマ⑤「リアルタイム被害推定・災害情報 収集・分析・利活用システム開発」サブテーマ「地震被害推定のための地下構造モデルの構築」
使用した地盤構造モデルのデータは、防災科学技術研究所のHPからダウンロードできます。
データのダウンロード(防災科学技術研究所 J-SHIS )
関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル(2021年版)の概要(453 KB)
関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル(2021年版)について、作成方法と関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル(2017年版)からの変更点を説明した概要資料です。
なお、詳細な内容は、防災科学技術研究所の技術説明資料(防災科学技術研究所HPへ)を参照ください。