確率論的地震動予測地図の試作版(地域限定-西日本)
地震調査研究推進本部は、「地震調査研究の推進について-地震に関する観測、測量、調査及び研究の推進についての総合的かつ基本的な施策-」(平成11年4月23日;以下「総合基本施策」という。)を決定し、この中において当面推進すべき地震調査研究の主要な課題として、全国を概観した地震動予測地図の作成を挙げている。
長期評価部会及び強震動評価部会は、共同して、平成16年度末を目途に全国を概観した地震動予測地図を作成する第一歩として、平成14年5月29日に山梨県を中心とした地域について「確率論的地震動予測地図の試作版(地域限定)」を公表し、さらに範囲を北日本に広げた「確率論的地震動予測地図の試作版(地域限定-北日本)」を平成15年3月25日に公表した。これらに引き続き、今回、西日本を対象とした確率論的地震動予測地図の試作版を作成した。今後、この地図の利用を念頭においた作成のあり方について、防災関係者や研究者間で広く議論されることを期待しており、その検討を踏まえて全国を概観した地震動予測地図の作成を進めていく予定である。
なお、地震調査研究推進本部が現在作成を進めている地震動予測地図には「震源断層を特定した地震動予測地図」と「確率論的地震動予測地図」とがあるが、本報告では後者を対象としている。
主文
- 主文 (1761 KB)
主な図の抜粋
- 図1 試作対象領域に係わる主な活断層帯及び海溝型地震 (1012 KB)
- 図2 地盤の最大速度増幅率の分布 工学的基盤(S波速度400m/sの地層上面)に対する地表の増幅率 (1452 KB)
- 図3a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 (2328 KB)
- 図3b 今後30年以内に震度5弱以上の揺れに見舞われる確率 (2305 KB)
- 図4a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(図3aの再掲) (2328 KB)
- 図4b 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約1000年に相当 (2332 KB)
- 図5a 今後50年以内に5%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約1000年に相当 (2332 KB)
- 図5b 今後50年以内に10%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約500年に相当 (2331 KB)
- 図5c 今後50年以内に39%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約100年に相当 (2336 KB)
- 図6a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(主要98活断層帯の固有地震のみの場合) (2293 KB)
- 図6b 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約1000年に相当(主要98活断層帯の固有地震のみの場合) (2303 KB)
- 図7a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(海溝型地震のみの場合) (2328 KB)
- 図7b 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約1000年に相当(海溝型地震のみの場合) (2328 KB)
- 図8a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(主要98活断層帯の固有地震・海溝型地震を除く全ての地震の場合) (2308 KB)
- 図8b 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間約1000年に相当(主要98活断層帯の固有地震・海溝型地震を除く全ての地震の場合) (2329 KB)
説明文
- 説明文(全体) (10606 KB)
主な図の抜粋
- 図2.3.1-1a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(主要98活断層帯の固有地震のみ、平均ケース) (2293 KB)
- 図2.3.1-1b 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(主要98活断層帯の固有地震のみ、最大ケース) (2306 KB)
- 図2.3.1-2a 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間1000年に相当(主要98活断層帯の固有地震のみ、平均ケース) (2303 KB)
- 図2.3.1-2b 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間1000年に相当(主要98活断層帯の固有地震のみ、最大ケース) (2318 KB)
- 図2.3.2-1a 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(南海~東南海~想定東海地震;対数標準偏差0.53) (2323 KB)
- 図2.3.2-1b 今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(南海~東南海~想定東海地震;対数標準偏差0.35) (2317 KB)
- 図2.3.2-2a 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間1000年に相当(南海~東南海~想定東海地震;対数標準偏差0.53) (2325 KB)
- 図2.3.2-2b 今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見舞われる領域:再現期間1000年に相当(南海~東南海~想定東海地震;対数標準偏差0.35) (2327 KB)