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  1. 地震に関する評価
  2. 長期評価
  3. 海域活断層の長期評価
  4. 日本海側の海域活断層の長期評価

日本海側の海域活断層の長期評価

海域活断層の長期評価とは・・・

 地震調査研究推進本部(地震本部)では、社会的・経済的に大きな影響を与えると考えられる主要な活断層で発生する地震や海溝型地震を対象に、地震発生可能性の長期評価(長期評価)を実施しています。
 一方、海域にも活断層が存在しており、これらが活動した場合も地震動や津波により被害を及ぼす可能性があります。そのため、地震本部では、主要活断層帯及び沿岸海域の主要活断層帯の選定基準や陸域への地震・津波被害を踏まえ、M7.0以上の地震を引き起こす可能性のある断層長さ20km程度以上の海域活断層を主な評価対象とし、対象とする海域ごとに「海域活断層の長期評価」を実施しています。

 地震本部では、日本海側の海域活断層の長期評価を順次進めており、令和4年3月に日本海南西部(九州地域・中国地域北方沖)の評価を公表しました。その後、その東方(近畿地域北方沖以東)の海域活断層の評価を進めています。本評価は、近畿地域北方沖以東の海域活断層について、これまでに評価を行った活断層の位置・形状やそこで発生する地震の規模に関する情報等を公表するものです。今後、順次、評価対象の海域の範囲及び評価項目の両面において、審議の進捗に応じて更新を行う予定です。

○日本海側の海域活断層の長期評価
 ―兵庫県北方沖~新潟県上越地方沖―(令和6年8月版)

    評価対象の海域活断層と主な被害地震の震央

    評価対象の海域活断層と海域の短い活断層の分布

1:沖ノ礁北方断層 16-1:能登半島北岸断層帯(猿山沖区間)
2:経ヶ岬沖断層 16-2:能登半島北岸断層帯(輪島沖区間)
3:小浜沖断層 16-3:能登半島北岸断層帯(珠洲沖区間)
4:浦島礁北方北断層 17:輪島はるか沖断層
5:若狭海丘列北縁断層 18:能登半島北方沖断層
6:越前岬西方沖北断層 19-1:舳倉島近海断層帯(南西区間)
7:浦島礁北東断層 19-2:舳倉島近海断層帯(北東区間)
8-1:ゲンタツ瀬・大グリ南東縁断層帯(ゲンタツ瀬区間) 20-1:七尾湾東方断層帯(大泊鼻沖区間)
8-2:ゲンタツ瀬・大グリ南東縁断層帯(大グリ区間) 20-2:七尾湾東方断層帯(城ヶ崎沖区間)
9:加佐ノ岬沖断層 21:飯田海脚南縁断層
10:羽咋沖東断層 22:富山トラフ西縁断層
11:羽咋沖西断層 23-1:上越沖断層帯(親不知沖区間)
12:内灘沖断層 23-2:上越沖断層帯(鳥ヶ首沖区間)
13:海士岬沖東断層 23-3:上越沖断層帯(上越海盆南縁区間)
14-1:門前断層帯(門前沖区間) 24:名立沖断層
14-2:門前断層帯(海士岬沖区間) 25:上越海丘東縁断層
15:沖ノ瀬東方断層

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