地震本部の成果の活用事例(自治体向け)
自治体等が地震本部の成果(長期評価、全国地震動予測地図等)を活用して作成した、地震津波被害想定調査報告書、地震防災マニュアルなどを掲載しています。
今後、随時更新していきますので、防災計画等の策定の参考となれば幸いです。
地震津波被害想定調査報告書
【北海道地方】
- 北海道 平成28年度地震被害想定調結果
断層モデルの設定について、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」が参照されています。また、断層パラメータの説明で、コラムに掲載された図が引用されています。 - 札幌市 札幌市の地震被害想定
海溝型地震の震源モデルの選定について、「千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)」が参照されています。また、内陸地震の震源モデルの選定について、「石狩低地東縁断層帯の評価(一部改訂)」等が参照されています。
【東北地方】
- 青森県 青森県地震・津波被害想定調査
– 令和3年度青森県地震・津波被害想定調査(太平洋側海溝型地震)
日本海溝・千島海溝の両モデルの解析で、深部地盤モデルとして、「全国地震動予測地図」の作成に使用されたモデル(J-SHIS V3.2)が使用されています。– 平成27年度青森県地震・津波被害想定調査(日本海側海溝型地震)
断層パラメータ設定に、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」が用いられています。 - 岩手県 岩手県地震・津波被害想定調査報告書
「日本海溝沿いの地震活動の長期評価」に基づき、超巨大地震に位置付けられる「a.日本海溝(三陸・日高沖)モデル(2020 内閣府モデル)」「b.千島海溝(十勝・根室沖)モデル(2020 内閣府モデル)」及び「c.東北地方太平洋沖地震(2012 中央防災会議モデル)」の3つが選定されています。また、深部地盤モデルは、「全国地震動予測地図」の作成に用いられた「J-SHIS V3.2」が使用されています。 - 宮城県 第五次地震被害想定調査
宮城県に被害を及ぼした主な地震で、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」が引用されるとともに、地震本部等の評価をもとに、宮城県に大きな被害をもたらしうる地震が整理されています。地震本部の長期評価の紹介が「2.2.2 地震本部による長期評価」に掲載されています。地盤モデルは浅部・深部ともに地震本部(J-SHIS)モデルが採用されています。宮城県沖地震(連動型)、スラブ内地震、長町-利府線断層帯について、断層パラメータは「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」により設定されています。津波の波源断層パラメータは「波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」に基づき設定されています。 - 秋田県 秋田県防災ポータルサイト「秋田県地震被害想定調査」の結果について
陸域の地震について、震源モデルのパラメータ設定に用いる式に、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」が原則として用いられています。 - 山形県 これまでに実施した被害想定調査結果について(山形県地震被害想定調査 調査報告書(平成18年3月))
活断層の説明に、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」、パンフレット「日本の地震防災 活断層」や長期評価の図表が引用されています。
【関東地方】
- 茨城県 茨城県地震被害想定について
「茨城県の地震活動」について、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」の図表が引用されています。「茨城県およびその周辺で検討されている想定地震」で、「関東地域の活断層の長期評価(第一版)」の図や評価結果が引用されています。太平洋プレート内の地震について、地震本部の長期評価部会での議論が参考にされています。また、活断層について、地震発生層の密度・S波速度について「全国1次地下構造モデル(暫定版)」を参考に設定されています。 - 栃木県 栃木県地震被害想定調査について
震源断層の基本的な諸元は、地震本部の長期評価が参照されています。各種の断層パラメータについては、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」等を参考に設定されています。また、深部地盤モデルは「全国1次地下構造モデル(暫定版)」が採用されています。 - 群馬県 群馬県地震被害想定調査の結果について
「活断層の分布」および「関東平野北西縁断層帯主部の長期評価」で、地震本部の長期評価結果が引用されています。「群馬県における被害地震」では、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」の図表が引用されています。また、想定起震断層の断層パラメータについて、「全国地震動予測地図」や「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に基づいて設定されています。 - 埼玉県 埼玉県地震被害想定調査(平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告書)
深部地盤モデルについて、初期モデルとして「全国1次地下構造モデル(暫定版)」が用いられています。また、関東平野北西縁断層帯と立川断層帯の地震の震源モデルは、「全国地震動予測地図」のパラメータが採用されています。 - さいたま市 平成25年度 さいたま市被害想定調査
関東平野北西縁断層帯の想定地震について、長期評価結果および図が引用されているとともに、想定ケースの参考にされています。 - 千葉県 被害想定調査・ハザードマップ
– 千葉県地震被害想定調査(平成26・27年度)
想定地震の選定に地震調査委員会の成果が参考にされています。– 千葉県地震被害想定調査(平成19年度)
- 千葉市 千葉市地震被害想定調査報告書
地盤モデルの作成の説明で、素材集の図が引用されています。 - 東京都 東京都防災ホームページ 地震被害想定
– 首都直下地震等による東京の被害想定(令和4年5月25日公表)
想定地震に地震本部の長期評価結果一覧が参照されています。また、海溝型 地震の発生サイクルの説明に、用語集が引用されています。立川断層帯地震の震源モデルについて、「全国地震動予測地図」(平成21(2009)年7月21日公表)の別冊2 震源断層を特定した地震動予測地図のモデルが採用されています。大正関東地震の震源断層モデルは、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」(令和2年(2020年)3月6日)」に基づいて設定されています。深部地盤モデルは「関東地方の浅部・深部統合地盤構造モデル」(2021年版)が使用されています。– 南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定(平成25年5月14日公表)
海溝型地震の説明にパンフレットの図が引用されています。– 首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年4月18日公表)
- 神奈川県 地震被害想定調査報告書(令和7年3月)
地盤モデルは「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に準じて作成されています。深部地盤は「南海トラフの巨大地震モデル検討会」で用いた、地震調査委員会による「全国1次地下構造モデル(暫定版)」を基に、首都直下及びその周辺における地震観測データを用いて地盤構造の修正を行っています。想定地震に長期評価結果一覧が参照されています。 - 横浜市 横浜市地震被害想定調査報告書(平成24年10月)
元禄型関東地震(M8.1)の断層モデルついて「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に従い設定されています。 - 川崎市 川崎市地震被害想定調査(平成25年)
川崎市直下の地震(M7.3)について「相模トラフ沿いの地震活動の長期評価」を参照して、フィリピン海プレート上面の地震を想定しています。 - 相模原市 防災アセスメント調査報告書(概要版)令和7年11月
相模原市に被害を及ぼすおそれのある地震について長期評価結果が参考文献として引用されています。
【中部地方】
- 新潟県 新新潟県地震被害想定調査結果報告書
櫛形山脈断層帯、月岡断層帯、長岡平野西縁断層帯、十日町断層帯西部、高田平野西縁断層帯、六日町断層帯南部の想定地震の位置・規模等は長期評価を参考に設定されています。震源モデルのパラメータは、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に準じて設定されています。深部地盤に「全国1次地下構造モデル(暫定版)」が採用されています。新潟県内の主な活断層帯の概要で、主要活断層帯の長期評価の概要<都道府県別>(令和3年1月1日算定基準日)の新潟県について引用されています。 - 新潟市 新潟市の被害想定(新潟県地震被害想定調査)
新潟県が公表した調査結果のうち新潟市に係る部分を、新潟市の新たな地震被害想定と位置付けられており、新潟県地震被害想定調査では、長岡平野西縁断層帯、月岡断層の地震の断層パラメータは、長期評価を参考に設定されています。 - 富山県 地震被害想定調査(平成29年度)
県内の震度分布は「震源断層を特定した地震動予測地図」による震度分布が用いられています。プレート間地震と陸域の浅い地震について、パンフレット「地震がわかる!」が引用されています。 - 石川県 石川県地震被害想定調査報告書(令和7年5月公表)
石川県とその周辺で発生した主な被害地震に、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」の図表が引用されています。「能登活動セグメント」「門前断層帯」「能登半島北岸断層帯」「七尾湾東方断層帯」は「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」を基に震源断層モデルが設定されています。それ以外の断層については、「震源を特定した地震動予測地図(シナリオ地震動予測地図)」の震源断層モデルが採用されています。深部地盤モデルは「全国地震動予測地図」の作成に用いられている深部地盤モデル(J-SHIS V3.2)を初期モデルとして作成されています。 - 山梨県 山梨県地震被害想定調査結果(令和5年5月26日発表)
山梨県とその周辺で発生した主な被害地震、および山梨県に被害を及ぼした主な地震について、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」の図表が引用されています。糸魚川-静岡構造線断層帯(中南部、南部)、曽根丘陵断層帯、身延断層、塩沢断層帯について、「全国地震動予測地図2020年版」の震源モデルが採用されています。首都直下地震M8(相模トラフ)について、「長周期地震動評価 2016年試作版―相模トラフ巨大地震の検討―」の震源モデルの中から、山梨県地域での揺れが大きくなると想定される断層モデルが用いられています。 - 長野県 地震対策強化(被害想定策定)事業
内陸型(活断層型)の強震動予測に用いる震源パラメータ等の設定については、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」を基本としています。 - 静岡県 静岡県第4次地震被害想定
深部地盤は「全国1次地下構造モデル(暫定版)」を基にして、微修正したモデルが用いられています。 - 愛知県 平成23年度~平成25年度 愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査結果
地盤構造モデルの作成で、「長周期地震動予測地図(2009年試作版)」の図が引用されています。
【近畿地方】
- 三重県 三重県地震被害想定結果の概要
過去最大クラスの南海トラフ地震による強震動予測結果と歴史地震との比較について、「南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)」が引用されています。 - 滋賀県 滋賀県地震被害想定調査中間報告(震度分布等の推計結果)について
断層パラメータは「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に従い設定されています。 - 京都府 京都府における地震・津波による被害想定
震源断層の基本的な諸元は、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に準じて設定されています。深部地盤モデルは「全国1次地下構造モデル(暫定版)」が採用されています。 - 京都市 京都市第4次地震被害想定
「都道府県ごとの地震活動」の「京都府の地震活動の特徴」が参考にされています。 - 大阪府 被害想定・地震対策(新・大阪府地震防災アクションプラン等)
巨視的断層パラメータに長期評価結果が用いられています。 - 堺市 堺市地震災害想定総合調査
一部の断層パラメータの設定に長期評価結果が参照されています。 - 奈良県 第2次奈良県地震被害想定調査
活断層の地震の断層モデルは長期評価結果に基づいています。
【中国地方】
- 鳥取県 鳥取県地震・津波被害想定
「鳥取県の地震活動」で、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」が引用されています。2016年10月21日鳥取県中部の地震について、「2016年10月21日鳥取県中部の地震の評価」が引用されています。また、山崎断層帯北西部の断層パラメータについて、「全国地震動予測地図2014年版」の断層パラメータを基本として設定されています。 - 島根県 地震・津波被害想定調査報告書(平成30年3月)
「島根県における被害地震」で「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」の図表が引用されています。断層パラメータの設定について、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」における関係式を基本的に用いて設定されています。 - 岡山県 断層型地震の被害想定について
一部の震源モデルの設定に「全国地震動予測地図」の断層パラメータが利用されています。 - 広島県 広島県地震被害想定調査報告書(R7.10)
主要活断層帯の概略位置図として、「主要活断層の評価結果」の図が引用されています。活断層の長期評価結果の内容が引用されるとともに、想定地震の選定に利用されています。震源断層の基本的な諸元は、長期評価や「全国地震動予測地図2020年版」を参考に設定されています。また、各種の断層パラメータについて、「全国地震動予測地図2020年版」など参考に設定されています。 - 広島市 平成25年度(2013年度)広島市地震被害想定報告書
想定地震の諸元に長期評価が参照されています。また、主要活断層帯の概略位置図等、地震本部ウェブサイトの図が引用されています。 - 山口県 山口県地震被害想定調査報告書について
– 山口県地震・津波被害想定調査報告書(平成26年3月)
日本海東縁部の過去の地震の想定震源域について、日本海等縁部の地震活動の長期評価から引用されています。周防灘断層群の評価において考慮した断層、周防灘断層群の特性表について、宇部沖断層群(周防灘断層群)の長期評価より引用されています。また、全国地震動予測地図(平成21年7月)の周防灘断層群の断層パラメータが採用されています。– 山口県地震被害想定調査報告書(平成20年3月)
地震発生のメカニズムと地震タイプについて、「日本の地震活動― 被害地震から見た地域別の特徴 ― 」の図が引用されています。基盤的調査観測の対象活断層の図が、パンフレットから引用されています。また、中央構造線断層帯の巨視的断層パラメータは長期評価に基づいています。地震発生確率が長期評価より引用されています。
【四国地方】
- 徳島県 中央構造線・活断層地震による震度分布及び液状化危険度分布の公表について
断層パラメ-タは「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に基づいています。 - 香川県 香川県地震・津波被害想定調査報告書
中央構造線断層帯(讃岐山脈南縁東部区間、讃岐山脈南縁西部区間)および長尾断層帯で発生する地震について、地震本部の設定を参考に4ケースの断層モデルを設定しています。 - 愛媛県 愛媛県地震被害想定調査
– 令和7年調査(中間報告)
安芸灘~伊予灘~豊後水道のプレート内地震の想定に、「日向灘及び南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価(第二版)」が参照されています。また、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」の図等が引用されています。– 平成25年調査
愛媛県とその周辺の主な被害地震と活断層について、「都道府県ごとの地震活動」の図が引用されています。また、安芸灘~伊予灘~豊後水道で発生する地震と中央構造線断層帯の地震の断層モデルは長期評価結果に基づいています。
【九州地方】
- 防災アセスメント調査報告書等
– 地震に関する防災アセスメント調査報告書
活断層による地震の断層モデルは、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に沿って作成された特性化震源モデルを使用しています。– 海域活断層による防災アセスメント予備調査報告書
「日本海南西部の海域活断層の長期評価(第一版)―九州地域・中国地域北方沖―」で評価されている海域活断層のうち、9つの海域活断層に着目して想定地震を設定しています。震源断層モデルは「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」、「波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」に基づいて、相互の整合性を図りながらモデルを設定しています。 - 佐賀県 佐賀県の地震被害等予測調査の結果
過去の被害地震や想定地震について、「都道府県ごとの地震活動」や九州地域の活断層の地域評価の図が引用されています。また、「震源断層を特定した地震の強震動予測手法(「レシピ」)」に基づいて特性化震源モデルを設定しています。 - 大分県 大分県地震被害想定調査について
想定地震の内の3つの断層モデルの設定について、長期評価が参照されています。また、活断層の概略位置図等が長期評価から引用されています。 - 宮崎県 県における南海トラフ巨大地震等に伴う被害想定について
南海トラフ沿いの地震の発生状況が、南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)から引用されています。 - 鹿児島県 鹿児島県地震等災害被害予測調査(報告書概要版)
内陸地震の断層モデルは「全国地震動予測地図」に基づいています。
地震防災マニュアル
医療・福祉施設、観光施設等への避難対策資料



