「全国を概観した地震動予測地図」 2007年版

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3. 2007年版と2006年版との違いについて

 地震動予測地図は作成手法の高度化の検討の成果に加え、時間の経過や大地震の発生による地震発生確率の変化を踏まえ、適切な時期に見直していくべきものです。この一環として、2006年9月に更新した2006年版に引き続き、今回2007年版地震動予測地図として更新しました。ここでは、2007年版と2006年版の地震動予測地図の違いについて説明します。2006年版との計算手法などの変更点については付録3を参照してください。

更新の結果
 2007年版と2006年9月に公表した2006年版との確率の値の差分(平均ケース)を図3.1に示し、各地域で確率値が変化した主な原因を下記に記載します。

図3.1 2007年版と2006年版の確率値の差の分布図
図3.1 2007年版と2006年版の確率値の差の分布図
(今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率)

赤色:2007年版の確率値が2006年版より大きい
青色:2007年版の確率値が2006年版より小さい
※図をクリックすると大きな図を見ることができます。

表3.1 都道府県庁所在地がある市役所舎及び北海道の支庁舎付近において、
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(2007年)
表3.1 都道府県庁所在地がある市役所舎及び北海道の支庁舎付近において、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(2007年)


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地震調査研究推進本部 地震調査委員会