前例と同様に として一様分布:
をとれば,
式(2.27)は
と書き表すことができる。
奥村ら[18]は, として
をとった。このとき は,
と表され,考えているモデルの信頼度関数の不定積分が求められれば
式(2.30)は容易に計算できる。
上限値 が不明のときは,
にせざるを得ないが,
がある値(例えば tの平均値あるいは中央値 + 分布の標準偏差の7倍)
を越えていないと仮定して,
式(2.30)の考え方を適用できるとしている[18]。