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危険率の平均化

  tex2html_wrap_inline6070 を最新の地震発生時刻に関する不確定性の確率密度関数, tex2html_wrap_inline58862.1.2で述べた危険率とすれば,時刻 t>0での発生危険度は,

  equation591

である。 tex2html_wrap_inline6076 を前回の地震からの経過時間の上限値, tex2html_wrap_inline6078 をその下限値(例えば歴史上地震が発生していないことが確実な期間)とすると, 例えば tex2html_wrap_inline6070 として一様分布: tex2html_wrap_inline6082 をとれば, 式(2.24)は

equation602

となり式(2.9)によって,現在(時刻0)まで地震がないとき, その後の時間 tex2html_wrap_inline5914 までに地震が発生する確率は,

equation614

となる。


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地震調査研究推進本部
Wed Jan 13 17:30:00 JST 1999