兵庫県南部地震では、神戸市街地を中心として東西に分布する狭い範囲に震度7の地域が分布するといういわゆる「震災の帯」が発生しました。この原因の一つとして、神戸地域の地下構造の3次元的形状が挙げられ、強い地震動の予測には地下構造についての知見を得ることが必要であると指摘されています。
このため文部科学省では、地下構造調査手法の有効牲の確認と、合理的かつ効率的な調査法の組み合わせを確認することを主な目的として、平成10年度から平成16年度まで地震関係基礎調査交付金により、地方公共団体において主要な堆積平野の地下構造調査を実施しました。
なお、文部科学省研究開発局地震・防災研究課において、資料を閲覧することが可能です。
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<調査実施地域>