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南海トラフにおける海溝型地震と宮城県沖地震[10]を例にとり,
対数正規分布・ガンマ分布・Weibull分布・二重指数分布
の4つの更新過程を用い,
最尤法により各分布のパラメータの最尤値を求めた後,
今後30年,50年及び100年以内の地震発生確率を求めた。
また各モデルのパラメータの最尤値を求めるに当たって,
Poisson過程を含めて,いずれのモデルがデータによく合うかを調べた[20]。
南海トラフ沿いの地震については,発生時刻のデータ数を少なくした場合や,
時間予測モデルによる評価も試みた。
なお、ここで用いたデータは暫定的なものである。今後、研究に進展が見ら
れた場合には、その成果を取り入れて再計算する必要がある。
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地震調査研究推進本部
Wed Jan 13 17:30:00 JST 1999