地震調査研究推進本部 地震調査研究推進本部身延断層
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身延（みのぶ）断層は、山梨県南巨摩（みなみこま）郡身延（みのぶ）町、南部（なんぶ）町、静岡県富士宮（ふじのみや）市付近にかけて北北西−南南東方向に延びる断層です。北部は断層の西側が隆起する逆断層、南部は断層の西側が隆起する逆断層成分を伴う左横ずれ断層であり、地表で確認できる長さは約２０ｋｍです。
地下の断層面の長さは地表で認められる長さと同じ約２０ｋｍである可能性があります。本断層周辺でこれまでに行われた反射法弾性波探査、微小地震観測等の情報に基づくと、身延断層の断層面は西傾斜と考えられます。北部では、深度３ｋｍ以浅の断層面の傾斜角は概ね３０°、南部では相対的に高角の可能性もあります。
【 断層帯の過去・将来の活動 】 【 将来の地震発生の可能性 】 【 リンク 】
○断層帯の過去・将来の活動 ［上に戻る］
＜過去の活動＞
身延断層の平均的なずれの速度、平均活動間隔、最新活動時期はいずれも不明です。
＜活動時の地震規模＞
身延断層では歴史時代に発生した確かな被害地震は知られていません。地下の断層面の長さなどに基づくと、本断層が１つの活動区間として活動した場合、マグニチュード７．０程度の地震が発生する可能性があります。このとき、１回のずれ量は２ｍ程度、北部では、断層近傍の地表面で断層の西側が東側に対して相対的に１ｍ程度高まる段差や撓（たわ）みが生じる可能性もあります。
＜地震後経過率※＞
身延断層は、平均活動間隔及び最新活動時期が不明であることから、地震後経過率を算出することはできません。
詳しい内容を知りたい方は、「身延断層の長期評価 (PDF)」をご覧下さい。
また、関連資料として「関東地域の活断層の長期評価」もご覧下さい。
○将来の地震発生の可能性 ［上に戻る］
地震の規模 ： Ｍ７．０程度
地震発生確率： 不明 （地震発生確率値の留意点）
地震後経過率： 不明 （地震後経過率とは？）
平均活動間隔： 不明
最新活動時期： 不明
詳しい内容を知りたい方は、「身延断層の長期評価 (PDF)」をご覧下さい。
また、関連資料として「関東地域の活断層の長期評価」もご覧下さい。
○リンク ［上に戻る］
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活断層評価等
地震活動等
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