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地震発生確率の極大値の一覧表

  対数正規分布における条件付き確率はある経過時間で極大値をもつことが知られている。 その極大値は, 式(A.1)で tex2html_wrap_inline7664 としたものを 整理した式,すなわち

equation2579

displaymath8036

を満たすTによって与えられる。

以下の表A.16A.18は, tex2html_wrap_inline8042 の組が与えられたときの, 式(A.1)の確率の極大値と そのときの経過年数をNewton-Raphson法により求め, tex2html_wrap_inline5914 が30年,50年,100年の場合について示したものである。

付録A.1において, 神縄・国府津−松田断層帯の30年確率を tex2html_wrap_inline7920 の場合について,3.5%と求めた。 この確率は一見小さく見えるが,その極大値は, 表A.16を用いて, tex2html_wrap_inline6022 として3000の列, tex2html_wrap_inline6058 として0.23の行の上段の数字を拾うことによって,7.1%であることが分かる。 小さい確率であっても最大値の半分程度にまで達していることが分かる。

   table3461
表 A.16: 今後30年以内の地震発生確率の極大値(上段)及びそのときの経過年数(下段)

   table3482
表 A.17: 今後50年以内の地震発生確率の極大値(上段)及びそのときの経過年数(下段)

   table3503
表 A.18: 今後100年以内の地震発生確率の極大値(上段)及びそのときの経過年数(下段)



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地震調査研究推進本部
Wed Jan 13 17:30:00 JST 1999