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  1. 委員会資料
  2. 地震調査研究関係予算
  3. 1996年1月の地震活動について
平成8年2月7日
地震調査研究推進本部
地震調査委員会


1996年1月の地震活動について


主な地震活動

    三陸はるか沖、択捉島沖などでM5〜M6クラスの地震活動があったほかは 、全般的に静穏であった。北海道松前沖の群発地震活動は今期間は低いレベルで あり、地殻変動も収まっている。

各地方別の地震活動

(1)北海道地方

    択捉島沖の余震活動が続いている。松前沖の群発地震活動は低下傾向である。

  • 1995年10月1日に始まった松前沖の群発地震活動は、活動域が沖合に移 動する傾向を示すとともに、発生回数が段階的に減少の傾向であり、今期間は低 いレベルでの活動が継続している。GPSによれば、10月上旬から松前が北方 に約1cm 移動する地殻変動が観測されていたが、12月頃から変動が収まって いる。 過去のこの付近の群発活動によると、活動が長期間にわたるとともに、 消長を繰り返す傾向があり、活動の低下傾向が直ちに群発地震活動の終息につな がるとはいえない。
  • 1995年12月4日択捉島沖でM7.2の地震があり、直後にM6クラスを 含む活発な余震活動が続いたが、活動は順調に減少している。2月1日にM6. 2の余震があったが、余震活動の低下傾向に変化はなかった。
  • 1994年北海道東方沖地震(M8.1)の余震域北東部に隣接する択捉島沖で 1月22日にM5.5の地震があった。

(2)東北地方

    先月に引き続き1994年三陸はるか沖地震の余震域で1月22日にM5.0 、M4.8の余震活動があったほかは、顕著な地震活動はなかった。

(3)関東・中部地方

    顕著な地震活動はなかった。

  • 駿河湾付近は1995年10月29日以降M3以上の地震の発生はなかったが 、1月16日に駿河湾中央部でM3.1、1月18日石廊崎付近でM3.1の地震 があった。GPSによる掛川・御前崎周辺の基線長には特に変化は観測されてい ない。

(4)近畿・中国・四国地方

    1月上旬に兵庫県南東部の猪名川町付近で一時小さな地震が多発した(最大M 3.4)が、その他は顕著な地震はなかった。

(5)九州・沖縄地方

    1月2日宮古島北西沖でM5.1の地震、4日石垣島近海で最大M4.7の活動 があったほかは、顕著な地震活動はなかった。



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