岐阜−一宮断層帯
岐阜−一宮断層帯は、岐阜県岐阜市付近から愛知県名古屋市北西方に至る長さ32kmの伏在活断層とされてきました。しかし、この断層帯が通過するとされる地域のボーリング資料とその地域を横切る反射法弾性波探査資料とを検討した結果、その地域の新第三紀後期層−第四紀層に断層の活動を示すずれや撓(たわ)みは認められません。また、この断層帯が通過するとされる地域の地表にも断層の活動を示すずれや撓(たわ)みは認められません。
以上のことから、岐阜−一宮断層帯は活断層ではないと判断されます。
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