津軽山地西縁断層帯
津軽山地西縁断層帯は、青森県西部に位置する活断層帯です。
津軽山地西縁断層帯は、青森県五所川原(ごしょがわら)市から南津軽郡浪岡(なみおか)町(現・青森市)に至る津軽山地西縁断層帯北部と、青森市西部から南津軽郡平賀(ひらか)町に至る津軽山地西縁断層帯南部からなります。
【 断層帯の過去・将来の活動 】 【 将来の地震発生の可能性 】 【 もしこの地震が発生したら 】 【 リンク 】
○断層帯の過去・将来の活動 [上に戻る]
<過去の活動>
津軽山地西縁断層帯北部の最新活動時期は1766年(明和3年)の地震であった可能性があります。平均的な上下方向のずれの速度は0.2−0.3m/千年程度であったと推定されます。
津軽山地西縁断層帯南部の最新活動時期は1766年(明和3年)の地震であった可能性があります。しかし、信頼できる過去の活動に関する資料が乏しく、活動履歴については明らかにされていません。
津軽山地西縁断層帯北部は長さが約16kmで、北北西−南南東方向に延びており、断層の東側が相対的に隆起する逆断層である可能性があり、大平(おおたい)断層、山越(やまこし)断層、飯詰(いいづめ)断層などの西側隆起の副次的な断層を伴なっています。
津軽山地西縁断層帯南部は長さが約23kmで、南北方向に延びており、断層の東側が相対的に隆起する逆断層である可能性があります。
<将来の活動>
津軽山地西縁断層帯北部は、全体が1つの区間として活動した場合、マグニチュード6.8−7.3程度の地震が発生する可能性があり、その時、断層の近傍の地表面では東側が西側に対して相対的に1−3m程度高まる段差や撓みが生ずる可能性があります。本断層帯北部の最新活動後の経過率及び将来このような地震が発生する長期確率は不明です。
津軽山地西縁断層帯南部は、全体が1つの区間として活動した場合、マグニチュード7.1−7.3程度の地震が発生する可能性があり、その時、断層の近傍の地表面では東側が西側に対して相対的に2−3m程度高まる段差や撓みが生ずる可能性があります。本断層帯南部の最新活動後の経過率及び将来このような地震が発生する長期確率は不明です。
詳しい内容を知りたい方は、「津軽山地西縁断層帯の評価」( html版 / PDF版(2MB) )をご覧下さい。
○将来の地震発生の可能性 [上に戻る]
≪津軽山地西縁断層帯北部≫
地震の規模 : M6.8〜7.3程度
地震発生確率: 不明
平均活動間隔: 不明
最新活動時期: 1766年の地震
≪津軽山地西縁断層帯南部≫
地震の規模 : M7.1〜7.3程度
地震発生確率: 不明
平均活動間隔: 不明
最新活動時期: 1766年の地震
詳しい内容を知りたい方は、「津軽山地西縁断層帯の評価」( html版 / PDF版(2MB) )をご覧下さい。
○もしこの地震が発生したら [上に戻る]
≪津軽山地西縁断層帯北部≫【詳細法震度分布】 | 【簡便法震度分布】 |
○リンク [上に戻る]
地震動予測地図等
活断層評価等
地震活動等
地方自治体等