10月6日 土佐湾の地震
2010年10月6日13時51分に土佐湾の深さ7kmでM4.5の地震(最大震度4)が発生した。発震機構は東北東−西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。
余震活動は、消長を繰り返しながら次第に減衰している。
1997年10月以降の活動を見ると、今回の地震の震源付近(領域b)でM4.0以上の地震が発生したのは、2000年7月26日のM4.1の地震以来であった。
1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震央付近(領域d)では、最近30年間で、M4.0前後の地震が数年に1回程度発生している。
気象庁
【平成22年11月10日第215回地震調査委員会資料 『2010年10月の地震活動の評価』】