奄美大島近海の地震活動


2004年10月1日頃から奄美大島近海で浅い地震活動が活発となった。最大の地震は3日03時13分(最大震度2)と6日20時33分(無感)に発生したM5.3の地震である。これらの地震の発震機構は北北西−南南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型であった。地震活動は13日までにほぼ収まった。今回の活動域(領域a)では、1998年にも活発な活動があり、M5クラスの地震が発生している。
今回の地震の付近(領域b)では、1923年8月以降、M6.0以上の地震が5回発生している。


気象庁
平成16年11月10日第134回地震調査委員会資料 『2004年10月の地震活動の評価』