を満たすTによって与えられる。
以下の表A.16〜A.18は,
の組が与えられたときの,
式(A.1)の確率の極大値と
そのときの経過年数をNewton-Raphson法により求め,
が30年,50年,100年の場合について示したものである。
付録A.1において,
神縄・国府津−松田断層帯の30年確率を の場合について,3.5%と求めた。
この確率は一見小さく見えるが,その極大値は,
表A.16を用いて,
として3000の列,
として0.23の行の上段の数字を拾うことによって,7.1%であることが分かる。
小さい確率であっても最大値の半分程度にまで達していることが分かる。
表 A.16: 今後30年以内の地震発生確率の極大値(上段)及びそのときの経過年数(下段)
表 A.17: 今後50年以内の地震発生確率の極大値(上段)及びそのときの経過年数(下段)
表 A.18: 今後100年以内の地震発生確率の極大値(上段)及びそのときの経過年数(下段)