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以上の計算結果を表にまとめると,表3.28のようになる。
表 3.28: 各事象別の,論理ツリーの各case毎の地震発生確率の表
更に地域別で考えて各事象を足しあわせると,以下のようになる。
各セグメントが独立の場合と,複数のセグメントが同時に活動する場合とで,北部や中部セグメントでの地震発生確率は大きく異なる。北部セグメント( 年の場合)を例にとり,発生確率密度分布(強度関数)を模式的に描くと図3.7のようになる。
図 3.7: 北部セグメント(
年の場合)の発生確率密度分布(強度関数)の模式図