三陸沖南部海溝寄り
三陸沖南部海溝寄りでは、1793年にM7.9の地震があり、死傷者を伴いました。1897年8月にはM7.7の地震が発生していますが、死傷者はありませんでした。また、この領域は2011年3月の東北地方太平洋沖地震(M9.0)の震源域の中でも特に大きくすべりました。この3回の地震を繰り返し発生する地震とすると、1793年〜2011年までの約220年間に3回発生しており、平均発生間隔は約109年になります。1793年の地震については連動した可能性もあります。
また、この領域の繰り返し発生する地震以外の地震については、M7.3以上の地震を対象とすると、1885年から2011年までの約127年間に3回発生しており、約42.3年に1回発生していたと考えられます。
【 将来の地震発生の可能性 】 【 リンク 】
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≪三陸沖南部海溝寄りの繰り返し発生するプレート間地震≫
地震の規模 : M7.9程度
地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0% (地震発生確率値の留意点)
地震後経過率: 0.03 (地震後経過率とは?)
平均発生間隔: 約109年
最新発生時期: 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震
≪三陸沖南部海溝寄りの繰り返し発生する地震以外の地震≫
地震の規模 : M7.2〜M7.6
地震発生確率: 30年以内に、50%程度 (地震発生確率値の留意点)
平均発生間隔: 約42.3年
詳しい内容を知りたい方は、「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価(第二版)」をご覧下さい。
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