表1 気象庁震度階級関連解説表(抜粋)平成8年2月[気象庁提供]

 

計測震度

震度階級

人 間

屋内の状況

 

 

人は揺れを感じない。

 

 

0.5

 

 

 

 

 

屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。

 

 

1.5

 

 

 

 

 

屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。

電灯などのつり下げ物がわずかに揺れる。

 

2.5

 

 

 

 

 

屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。

棚にある食器類が、音を立てることがある。

 

3.5

 

 

 

 

 

かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。

つり下げ物は大きく揺れ棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が倒れることがある。

 

4.5

 

 

 

 

 

5弱

多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる

つり下げ物は激しく揺れ棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。

 

5.0

 

 

 

 

 

計測震度

震度階級

屋外の状況

木造建物

鉄筋コンクリート造建物

 

5.0

 

 

 

 

 

 

5強

補強されていないブロック塀の多くが崩れる。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。自動車の運転が困難となり停止する車が多い。

耐震性の低い住宅では、壁や柱がかなり破損したり、傾くものがある。

耐震性の低い建物では、壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。耐震性の高い建物でも、壁などに亀裂が生じるものがある。

 

5.5

 

 

 

 

 

 

6弱

かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。

耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。

耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。

 

6.0

 

 

 

 

 

 

6強

多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。

耐震性の低い住宅では、倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある。

耐震性の低い建物では、倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁や柱が破壊するものがかなりある。

 

6.5

 

 

 

 

 

 

ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損落下する。補強されているブロック塀も破損するものがある。

耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。

耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。