地震防災に関するカフェ (文部科学省・三省堂書店共催)
開催結果について

 文部科学省、三省堂書店では、地震調査研究の最新の成果等について、理解を深めていただき、防災意識の高揚を図るとともに、これらの地震調査研究の成果等を具体的な防災対策に有機的に結びつけることを目的とし「地震防災に関するカフェ」を開催し、24名の方が参加されました。
 本カフェでは、中日新聞社東京本社前科学部記者(現 品川開発室建設部)の大島弘義さんのコーディネートのもと、「地震予知の科学 予知はどこまで可能か?」というテーマで名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山・防災研究センターの山岡教授による講演があり、参加者の熱心な聴講とともに、活発な質疑応答が行われました。
 その概要を以下のとおり報告いたします。
 

サイエンスカフェタイトル 地震防災に関するカフェ
地震予知の科学 −予知はどこまで可能か?−
開催日時 平成20年2月9日(土) 14:00〜15:30
会   場 株式会社 三省堂書店名古屋テルミナ店「BOOKS & CAFE」
主   催 文部科学省、三省堂書店
後   援 内閣府(防災担当)
対   象 一般の方々
参加人数 24名

〔カフェの風景〕
受付の様子
受付の様子
後藤店長(三省堂書店)による開会の挨拶
後藤店長による開会の挨拶
(三省堂書店)
コーディネーターの大島さん(中日新聞社東京本社)による説明
コーディネーターの大島さんによる説明
(中日新聞社東京本社)
山岡先生(名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山・防災研究センター)による講演
山岡先生による講演
(名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山・防災研究センター)
質疑応答の様子
質疑応答の様子
会場の様子
会場の様子

〔アンケート結果〕
 注:地震・防災に関する回答を掲載しています。

1.地震防災に関するカフェ(サイエンスカフェ)は参考になりましたか?
   「参考になった」22名  「参考にならなかった」1名  「どちらともいえない」1名

2.ご意見ご感想をお書きください。
  ・地震について一般向けに分かりやすく説明して頂き、1人の教員(理科)として参考になった。
  ・予知研究の現在が良く分かった。
  ・直前予知が出来ようが出来まいが、いずれにせよ耐震補強と家具転倒防止の徹底しかすることはないと思った。
  ・テーマも講師もアカデミックで非常に楽しかった。施設も良かった。
  ・コーディネーターが見える事により、良い話ができたと思います。

〔当日配布資料〕

〔講師URL〕

〔その他参考URL〕

※サイエンスカフェとは・・・
サイエンスカフェとは、科学技術の分野で従来から行われている講演会やシンポジウムとは異なり、科学の専門家と一般の人々が、喫茶店など身近な場所でコーヒーなどを飲みながら、科学について気楽に語り合う場をつくろうという試みである。このような活動は、もともとカフェ・シアンティフィーク(Café Scientifique)として1998年に英国で生まれたといわれ、現在では英国国内及び海外に急速に広まっており、日本においても各地で取組が始まっている。