文部科学省、千葉県及び千葉県教育委員会では、地震調査研究の最新の成果等について、理解を深めていただき、防災意識の高揚を図るとともに、これらの地震調査研究の成果等を具体的な防災対策に有機的に結びつけることを目的とし、防災教育をテーマに「地震防災に関するフォーラム」を開催しました。
一般の方々から自主防災関係者、また企業や行政の防災関係者まで225名の方が参加されました。
慶応義塾大学商学部の吉川肇子准教授による基調講演が行われた後、分科会1では阪神・淡路大震災の被災体験の教訓を伝え、防災教育を学校や地域でどのように取り組んできたのかを兵庫県立舞子高等学校環境防災科の諏訪先生の進行により、兵庫県立鈴蘭台高等学校の浅堀先生の講演で行われました。
分科会2では、ゲームを通して防災を楽しく学ぶ方法が(財)市民防災研究所の細川事務局長(兼)調査部長による進行で行われました。
分科会3では、学校や地域の防災教育の実践例の紹介や防災教育モデル地区として指定された小学校や地域の方の取り組み状況の中間報告が行われました。
全体会議では、吉川先生や各分科会代表者によるパネルディスカッションが行われ、参加者は熱心な聴講とともに、活発な質疑応答も行われました。
その概要を以下のとおり報告いたします。
フォーラムタイトル | 地震防災に関するフォーラム ― 地域・学校で防災教育を考えよう ― |
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開催日時 | 平成19年11月10日(土) 10:00〜16:30 |
会 場 | 千葉市生涯学習センターメイン会場2階ホール (千葉市中央区弁天3−7−7) |
主 催 | 文部科学省・千葉県・千葉教育委員会 |
後 援 | 内閣府(防災担当) |
対 象 | 一般の方々及び防災関係者 |
参加人数 | 225名 |
プログラム | こちらをクリック |
会場展示の様子 |
渡邉室長による開会の挨拶 (文部科学省研究開発局地震・防災研究課防災科学技術推進室長) |
木村対策監による開会の挨拶 (千葉県総務部防災対策監) |
吉川准教授の基調講演 (慶応義塾大学商学部) |
参加者との質疑応答 |
分科会1「阪神・淡路大震災の被災体験などを通して防災教育を考える」 (諏訪先生、浅堀先生) |
分科会2「ゲームで楽しく防災教育を考える」 (細川事務局長(兼)調査研究部長) |
分科会2の様子 |
分科会3「防災教育の実践例と防災モデル事業中間報告」 |
分科会3の様子 |
全体会議の様子 |
渡辺保健課長による閉会の挨拶 (千葉県教育委員会 教育振興部学校保健課) |
時 間 | 内 容 |
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9:30 | 開場 |
10:00〜10:15 | 開会の挨拶 |
10:15〜11:45 | 講演「「減災と防災教育」津波被害から身を守るために」 講師:吉川 肇子 慶應義塾大学商学部准教授 概要メモ(事務局作成) (PDF 97 KB) |
11:45〜12:45 | 休憩 |
12:45〜15:00 | 分科会1「阪神・淡路大震災の被災体験などを通して防災教育を考える」 講師:震災の語り部:浅堀 裕 兵庫県立鈴蘭台高等学校教諭 講師:講演・進行:諏訪 清二 兵庫県立舞子高等学校環境防災科教諭 会場:2階 ホール (定員約300名) 概要メモ(事務局作成) (PDF 97 KB) |
分科会2「ゲームで楽しく防災教育を考える」 講師:進行:防災ゲーム研究会 細川 顕司 (財)市民防災研究所事務局長(兼)調査研究部長 首藤 由紀 (株)社会安全研究所副所長 会場:3階 研修室2、研修室3 (定員60名) 概要メモ(事務局作成) (PDF 97 KB) |
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分科会3「防災教育の実践例と防災モデル事業中間報告」 発表:中野 直美 我孫子市立布佐南小学校教諭 杉本 林太郎 市川市立大野小学校教諭 防災モデル事業代表者 進行:中野 直美 我孫子市立布佐南小学校教諭 会場:3階 大研修室 (定員80名) 概要メモ(事務局作成) (PDF 97 KB) |
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15:00〜15:15 | 休憩 |
15:15〜16:30 | 全体会議 司会:吉川 肇子 慶應義塾大学商学部准教授 分科会報告:各分科会進行者 参加者との質疑応答 概要メモ(事務局作成) (PDF 97 KB) |
16:30 | 閉会 |
〔当日配布資料〕
〔講師・パネリストURL〕
〔その他参考URL〕