この5年間の地震調査研究を振り返って(発言要旨)
静岡県防災局長 菊地 忍 (静岡県知事 石川嘉延 代理)
(地震予知について)
- 大規模地震災害に対して、特に人的被害の軽減には直前予知が不可欠であり、多様な手段と研究成果を駆使して、地震予知の実用化に向けた調査研究を実施すべきである。
- 特に、東海地震の予知についてはこれまでの20年来の観測研究成果の蓄積があり、地震予知の確度向上に向けてもっと積極的に取り組むべきである。
(地震調査研究成果の活用について)
- 活断層評価や地震発生の長期評価については、評価結果を国民がどう受け止め、どのように活用すべきかについて、専門家からきちんと説明すべきである。
- また、研究成果に基づき次々に情報が発表されるが、研究推進だけでなく防災等あらゆる分野の連携が不可欠であり、省庁を超えた横断的な調整システムを確立する必要がある。
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