地震関係基礎調査交付金による活断層調査について
我が国には、陸域において約2000ヶ所の活断層が存在しており、阪神・淡路大震災も活断層の活動によって引き起こされたものです。活断層の活動の時期、想定される地震の規模の把握のためには、活断層の位置、長さ、活動履歴等の調査が必要であり、全国的な活断層調査の早期実施が望まれています。
文部科学省では、活断層調査を行う地方公共団体に対し交付金を交付し、平成7年12月から平成16年度末まで全国の活断層調査を実施しました。
調査実施断層
全国約100の主要な活断層(活動が社会的,経済的に大きな影響を与えると考えられる活断層)を主たる対象として調査を行うこととして、これまでに以下の断層について調査を実施しました。
付図 地震関係基礎調査交付金実施断層(各地方公共団体の活断層調査成果報告書)
各地方公共団体の活断層調査トピックス
地震関係基礎調査交付金による調査対象断層
上記の活断層以外でも、産業技術総合研究所等により内陸の活断層調査が実施されています。