奄美大島近海の地震(1996/4/22 M5.3 h=206km)


奄美大島近海で4/22にM5.3のやや深い地震(深さ約200km)がフィリピン海プレート内部で発生した。場所的には(長宗らのいう)フィリピン海プレートのセグメントの繋ぎ目付近にあたる。深さからすると北側(急俊)な方に属するように見える。張力軸がほぼプレート面内にあるが、向きがプレートの沈み込み方向からずれている。このため北側の典型的なdown−dip tensionとは異なるが、このようなタイプは過去にいくつかみられる。


気象庁


1996年4月の地震活動について