長野県北部の地震による南北走向東傾斜逆断層へのクーロン応力変化
震源断層は地表地震断層トレースと気象庁余震分布をもとに設定(走向12°,傾斜40°,レイク90°,長さ8.4km,幅8.0km,上端0km,下端5.14km,変位量1.0m(Mw=6.2)).一般に地震活動に何らかの変化をもたらすとされる0.1bar以上の地域は神城断層南部から松本盆地東縁断層帯北端におよぶ.震源断層との相対深度によって結果が大きく異なることに注意.
(文責:東北大災害研,遠田晋次)
東北大学災害科学国際研究所
【平成26年12月9日第271回地震調査委員会資料 『2014年11月22日長野県北部の地震の評価』】