平成23年3月13日 地震調査研究推進本部 地震調査委員会 |
○ 3月12日3時59分頃に長野県・新潟県県境付近の深さ約10kmでマグニチュード(M)6.7(暫定)の地震が発生した。この地震により長野県栄村で最大震度6強を観測した。その後、震度6弱を観測する余震が2回発生するなど大きな余震が発生した。
○ この地震の発震機構は北北西−南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(暫定)で、地殻内の浅い地震である。
○ GPS観測の結果によると、本震の発生に伴って、松之山観測点(新潟県)が約39cm北東に移動するなどの地殻変動が観測されている。