| － 千島列島東方 | ２００６年１１月１５日Ｍ７．９ |
| － 千島列島東方 | ２００７年１月１３日Ｍ８．２ |
| － 能登半島地震 | ２００７年３月２５日Ｍ６．９（深さ約１０ｋｍ） |
| － 三重県中部 | ２００７年４月１５日Ｍ５．４（深さ約１５ｋｍ） |
| － 宮古島北西沖 | ２００７年４月２０日Ｍ６．３，Ｍ６．７，Ｍ６．１などの地震活動 |
| － 新潟県中越沖地震 | ２００７年７月１６日Ｍ６．８（深さ約１０ｋｍ） |
| － サハリン西方沖 | ２００７年８月２日Ｍ６．４ |
| － 九十九里浜付近 | ２００７年８月１６日Ｍ５．３，１８日Ｍ４．８などの地震活動 |
| － ペルー沿岸 | ２００７年８月１６日Ｍ８．０ |
２ 各地方別の地震活動
（１）北海道地方
北海道地方では特に補足する事項はない。
（２）東北地方
－東北地方の太平洋側のＭ５．０以上の地震活動が今年に入ってから通常より低下している。
（３）関東・中部地方
「東海地方のＧＰＳ観測結果等には特段の変化は見られない。」：
（なお、これは、１０月２９日に開催された地震防災対策強化地域判定会委員打合せ会における見解（参考参照）と同様である。）
（参考）最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動（平成１９年１０月２９日気象庁地震火山部）
「現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。
全般的には顕著な地震活動はありません。静岡県中部ではプレート内で通常より活動レベルが低く、地殻内ではやや高い状態になっていますが、その他の地域では概ね平常レベルです。
東海地域及びその周辺の地殻変動には注目すべき特別な変化は観測されていません。
なお、愛知県のプレート境界における「短期的ゆっくり滑り」に起因すると見られる地殻変動と低周波地震活動が９月２６日～１０月２日及び１０月６日～１２日の２度にわたり観測されました。この付近では同様の現象が本年６月にも観測されています。」
（４）近畿・中国・四国地方
近畿・中国・四国地方では特に補足する事項はない。
（５）九州・沖縄地方
－１０月３０日から大分県中部の浅いところでＭ３．０を最大とする小規模な地震活動があった。今年６月にも、ほぼ同じ場所でＭ４．９を最大とする地震活動があった。
補足
－１１月６日に大阪府―奈良県境〔奈良県〕の深さ約１０ｋｍでＭ４．１の地震が発生した。
注：〔 〕内は気象庁が情報発表に用いた震央地域名である。
参考１ 「地震活動の評価」において掲載する地震活動の目安
Ｍ６．０以上または最大震度が４以上のもの。
内陸Ｍ４．５以上かつ最大震度が３以上のもの。
海域Ｍ５．０以上かつ最大震度が３以上のもの。
参考２ 「地震活動の評価についての補足説明」の記述の目安
１ 「地震活動の評価」に記述された地震活動に係わる参考事項。
２ 「主な地震活動」として記述された地震活動（一年程度以内）に関連する活動。
３ 評価作業をしたものの、活動が顕著でなく、かつ、通常の活動の範囲内であることから、「地震活動の評価」に記述しなかった活動の状況。