4月21日 沖永良部島付近〔沖縄本島近海〕の地震
2007年4月21日04時37分に沖永良部島付近〔沖縄本島近海〕の深さ42kmでM5.7(最大震度4)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートの沈み込みに伴う地震である。余震活動は4月末までにほぼ収まった。
今回の地震の震央付近では、2003年1月16日にM5.3、2004年5月20日にM5.1の地震が発生するなど、M5.0を超える地震が時々発生している。(
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1970年1月以降の地震活動を見ると、領域c(沖永良部島近傍)ではM5.5以上M6.0未満の地震が時々発生している。(
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〔 〕内は気象庁が情報発表に用いた震央地域名
気象庁
【平成19年5月9日第168回地震調査委員会資料 『2007年4月の地震活動の評価』】