5月10日の千葉県北西部及び5月12日の千葉・茨城県境付近の地震活動


5月10日に千葉県北西部で、M4.5(深さ70km、最大震度3)の地震があった。この地震の発震機構は、ほぼ東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で発生した地震と考えられる。
また、5月12日に、千葉・茨城県境付近[茨城県南部]でM5.2(深さ47km、最大震度4)の地震があった。
なお、2分後にM4.6(最大震度3)の最大余震があり、余震は5月12日中にほぼ収まった。この地震の発震機構は、北北西−南南東方向に張力軸のある型であり、フィリピン海プレート内部の地震と考えられる。

*[茨城県南部]は、気象庁が情報発表に用いる震央地名である。