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  1. 都道府県ごとの地震活動
  2. 関東地方の地震活動の特徴
  3. 茨城県の地震活動の特徴

茨城県の地震活動の特徴

 茨城県に被害を及ぼす地震は、関東地方東方沖合や相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する地震、陸域のやや深い場所で発生する地震、陸域の深い場所で発生する地震です。

      茨城県とその周辺の主な被害地震  (図をクリックすると拡大表示)
茨城県とその周辺の主な被害地震  県南西部のやや深い場所(深さ30~50km)や深い場所(深さ50~70km)では、定常的に地震活動が活発です。被害地震としては、県内で4名の死者を出した1895年の霞ケ浦付近の地震(M7.2)や、1921年の竜ケ崎付近の地震(M7.0)、1930年の那珂川下流域の地震(M6.5、深さ54km)、1983年の茨城県南部の地震(M6.0、深さ72km)、2005年の茨城県南部の地震(M5.3、深さ46km)などが知られています。これらは、関東地方の下に沈み込んだフィリピン海プレートや太平洋プレートに関係する地震活動であり、このタイプの地震活動としては、この地域が関東地方の中で最も活発です。最近数十年間では、M7程度の地震の発生は知られていませんが、M5~6の地震は、数年に1回の割合で発生しており、局所的に若干の被害が生じたことがあります。
 2016年12月28日に茨城県北部でM6.3の地震が発生し、茨城県で最大震度6弱を観測しました。この地震で茨城県で負傷者2名などの被害が生じました(平成29年1月5日現在、消防庁調べ)。
 相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生した地震では、例えば、1923年の関東地震(M7.9)では、県南部を中心に強い揺れが生じ、県内で死者・行方不明者5名などの被害が生じました。
 関東地方東方沖合から福島県沖にかけてのプレート境界付近で発生する地震としては、明治以降では、1909年の房総半島南東沖の地震(1日にM6.7とM7.5の2つの地震が発生)、1938年の茨城県沖の地震(M7.0)、同年の福島県東方沖の地震(M7.5)などが知られていますが、これらの地震による大きな被害は知られていません。また、M8を越えるような巨大地震の発生は知られていません。1938年の福島県東方沖地震では県内で最大88cmの津波が検潮儀によって観測されましたが、この津波による被害はありませんでした。ただし、歴史の資料によると、1677年にはM8程度の規模で房総半島東方沖に発生したと考えられる地震により、県内では津波によって溺死者36名などの被害が生じたことがあります。
 1987年の千葉県東方沖の地震(M6.7)など周辺地域で発生する地震や、三陸沖や東海沖などの太平洋側沖合で発生するプレート境界付近の地震によっても被害を受けたことがあります。さらに、外国の地震によっても津波被害を受けることがあり、例えば、1960年の「チリ地震津波」では、県内に2~3m津波が襲来し、船舶などに被害が生じました。
 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」では、県内で死者24名、行方不明者1名、負傷者712名、建物全壊2,629戸などの被害が生じました (平成28年3月10日現在、警察庁調べ)。
 県内では、確実に活断層であるとされるものは知られていません。また、県内に被害を及ぼす可能性のある海溝型地震には、茨城県沖で発生する地震三陸沖北部から房総沖の海溝寄りの領域で発生する地震及び相模トラフ沿いで発生する地震があります。
 県内の39市町村が、「首都直下地震緊急対策区域」に指定されています。
 県内の8市町村が、「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。

  【 茨城県周辺の主要活断層帯と海溝で起こる地震 】
  【 茨城県に被害を及ぼした主な地震 】  【 リンク 】

○茨城県周辺の主要活断層帯と海溝で起こる地震  [上に戻る]

地震 マグニチュード 地震発生確率
(30年以内)

【地震発生確率値の留意点】
海溝型地震







東北地方太平洋沖型  Mw8.4~9.0  ほぼ0%
三陸沖北部から房総沖
の海溝寄り
津波地震 Mt8.6~9.0前後 30%程度
(特定海域で7%程度)
正断層型 8.2前後
Mt8.3前後
4%~7%
(特定海域で1%~2%)
福島県沖 7.4前後
(複数の地震が続発する)
10%程度
茨城県沖 6.9~7.6 70%程度
   繰り返し発生する
プレート間地震
 6.7~7.2  90%程度もしくはそれ以上
相模トラフ 相模トラフ沿いのM8クラスの地震 M8クラス
(M7.9~M8.6)
ほぼ0%~5%
プレートの沈み込みに伴うM7程度の地震 M7程度
(M6.7~M7.3)
70%程度
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 M8~9クラス 70%程度
内陸の活断層で発生する地震
関谷断層 7.5程度 ほぼ0%
深谷断層帯・綾瀬川断層
(関東平野北西縁断層帯・
元荒川断層帯)
深谷断層帯 7.9程度 ほぼ0%~0.1%
綾瀬川断層(鴻巣−伊奈区間) 7.0程度 ほぼ0%
綾瀬川断層(伊奈−川口区間) 7.0程度 不明
立川断層帯 7.4程度 ほぼ0.5%~2%
  (算定基準日: 2017年1月1日)


○茨城県に被害を及ぼした主な地震  [上に戻る]

西暦(和暦) 地域(名称) 主な被害
818年
(弘仁9)
関東諸国 7.5以上 (相模、武蔵、下総、常陸、上野、下野などで被害。圧死者多数。)
1677年11月4日
(延宝5)
磐城・常陸・安房・上総・下総 8.0 磐城から房総にかけて津波。水戸領内で溺死者36人、家屋全壊189棟。
1855年11月11日
(安政2)
((安政)江戸地震) 7.0~7.1 家屋全壊27棟。
1895年1月18日
(明治28)
霞ヶ浦付近 7.2 鹿島、水戸、那珂、新治、行方などで被害。圧死者6人、負傷者34人、家屋全壊37棟。
1923年9月1日
(大正12)
(関東地震) 7.9 死者・行方不明者5人、住家全壊517棟。
2005年2月16日
(平成17)
茨城県南部
→【地震本部の評価】
5.3 負傷者7人。
2008年5月8日
(平成20)
茨城県沖
→【地震本部の評価】
7.0 負傷者1人。
2011年3月11日
(平成23)
(平成23年(2011年)
東北地方太平洋沖地震)
【地震本部の評価】
→平成23年3月11日公表
→平成23年3月13日公表
→平成23年4月11日公表
→平成25年3月11日公表
→平成26年3月11日公表
→平成27年3月10日公表
→平成28年3月9日公表
9.0 死者24人、行方不明者1人、負傷者712人、建物全壊2,629戸、建物半壊24,369戸 (平成28年3月10日現在、警察庁調べ)。
2016年12月28日
(平成28)
茨城県北部
【地震本部の評価】
→平成28年12月29日公表
→平成29年1月13日公表
6.3 負傷者2人 (平成29年1月5日現在、消防庁調べ)。


○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

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    防災科学技術研究所の地震ハザードステーション(J−SHIS)です。地震動予測地図の各種地図の閲覧、数値データ等のダウンロードが可能です。
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  • 南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト
    文部科学省では、南海トラフから南西諸島海溝域までの震源モデルを構築、地震・津波の被害予測とその対策、発災後の復旧・復興対策を検討し、地域の特性に応じた課題に対する研究成果の活用を推進させるため、平成25年度より研究機関に委託して研究プロジェクトを実施しています。
  • 東海・東南海・南海地震の連動性評価研究プロジェクト
    東海・東南海・南海地震については、今後30年以内の発生確率が非常に高く、これら3つの地震は将来連動して発生する可能性も高いことから、これら3つの地震の時空間的な連動性を評価するため、海底稠密地震・津波・地殻変動観測や物理モデルの構築、シミュレーション研究、強震動・津波予測、被害想定研究等を総合的に行っています。
  • 内閣府 首都直下地震対策
    内閣府の首都直下地震対策のページです。
  • 内閣府 南海トラフ巨大地震対策
    内閣府の南海トラフ巨大地震対策のページです。

 活断層評価等

 地震活動等

 地方自治体等

  • 水戸地方気象台
    水戸地方気象台のページです。茨城県の気象と地震に関する情報等を閲覧できます。
  • 茨城県
    茨城県防災・危機管理ポータルサイトです。


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