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  1. 都道府県ごとの地震活動
  2. 海溝で起こる地震
  3. 沈み込んだプレート内のやや浅い地震

沈み込んだプレート内のやや浅い地震

  千島海溝沿いの評価対象領域   (図をクリックすると拡大表示)
千島海溝沿いの評価対象領域  沈み込んだプレート内のやや浅い地震(深さ50km程度)に関しては、M8.3~8.4の地震が1839年の地震より後では2回発生しています。

 【 将来の地震発生の可能性 】   【 過去の発生状況と被害 】  【 リンク 】

○将来の地震発生の可能性  [上に戻る]
 地震の規模  : M8.4前後
 地震発生確率: 30年以内に、30%程度  地震発生確率値の留意点
 平均活動間隔: 88.9年
 最新発生時期: 1994年10月4日

 詳しい内容を知りたい方は、「千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)」をご覧下さい。


○過去の発生状況と被害  [上に戻る]

発生年月日 地震の規模 被害等
1958年11月7日
(択捉島南東沖)
M8.1,
Mt8.2,
Mw8.3
釧路で震度5を観測した。津波の高さは歯舞諸島からウルップ島にかけて3~5m程度、検潮記録では花咲で81cm、浦河で65cm、八戸で51cmのほか、宮古で養殖のカキ棚が流出した。地震による被害は北海道本島では釧路地方で鉄道の築堤変形2か所、橋脚亀裂1か所ほかの軽微なものであったが、択捉島などで被害が発生したと推定される(渡辺,1998)。
1994年10月4日
(北海道東方沖地震)
M8.2,
Mt8.2,
Mw8.3
釧路と厚岸で震度6を記録したほか広い範囲で有感となった。被害は地震動によるものが大きかった。津波の高さは、国後島と色丹島で5~10m(平均海面上の打ち上げ高)、宮古市で最大5m、根室半島から釧路にかけて3m(平均海面上の痕跡高)であった(渡辺,1998)。地震動と津波による被害は負傷者435名、物的被害は住家全半壊77棟等であった。なお、北方領土でも津波の来襲により11名の死者を記録している(宇佐美・他,2013)。
 「千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)」より

○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

 長期評価等

 地震活動等

  • 毎月の地震活動の評価
    地震調査委員会による毎月(および臨時)の地震活動の評価です。
  • 主な地震活動の評価
    各地震活動について、これまでに公表された評価結果をとりまとめたものです。
  • 日本の地震活動 −被害地震から見た地域別の特徴−
    全国の地震活動の概要と地震に関する基礎知識、そして、日本を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国及び九州・沖縄に区分し、その地方の地震活動の概要をはじめ、その地域に被害を及ぼす地震のタイプ、これまでに発生した主な被害地震の概要、都道府県別(北海道は地域別)の特徴について書かれています。
  • 震源・震度に関する情報
    気象庁、防災科学技術研究所、大学などの地震観測データに基づく震源・震度に関する情報です。
  • 地震に関するパンフレット
    地震発生のしくみ、地震調査研究推進本部の取組などを解説した各種パンフレットです。

 津波評価等

  • 津波評価
    地震調査委員会では、津波予測の手順を標準化し、「波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」を公表しています。また、長期評価の結果と津波レシピをもとに、津波評価を進めています。
    • 津波予測手法
      「波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」についてのページです。

 地方自治体等



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