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佐賀平野北縁断層帯

 ※図をクリックすると大きく表示されます。
 佐賀平野北縁断層帯は、佐賀県小城市小城町松尾(おぎしおぎまちまつお)付近から、佐賀市、神埼市(かんざきし)を経て、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町立野(よしのがりちょうたての)付近にかけてほぼ東西方向に延びる断層帯です。地表で認められる長さが約22kmで、北側が相対的に隆起する正断層である可能性があります。
 佐賀平野北縁断層帯の断層面は、南に60−80°程度傾斜する可能性があります。重力異常から推定される佐賀平野北縁断層帯の地下における断層面の長さは、西端が佐賀県多久市南多久町長尾(たくしみなみたくまちながお)付近まで、東端が福岡県久留米市長門石町付近の福岡県佐賀県の県境付近まで延長される可能性があります。この場合、地下の断層面の長さは38km程度となる可能性があります。

 【 断層帯の過去・将来の活動 】  【 将来の地震発生の可能性 】  【 もしこの地震が発生したら 】  【 リンク 】

○断層帯の過去・将来の活動  [上に戻る]
<過去の活動>
 佐賀平野北縁断層帯付近で発生した歴史地震として、1831年の肥前の地震(マグニチュード(M)6.1)が知られていますが、本断層帯全体が活動した地震とは考えられません。本断層帯全体が活動した時期は不明です。佐賀平野北縁断層帯の上下方向の平均的なずれの速度は0.2−0.5m/千年程度である可能性があります。本断層帯の全体が活動する地震の平均活動間隔は6千6百−1万9千年程度である可能性があります。
<活動時の地震規模>
 地下の断層面の長さに基づくと、この断層帯の全体が活動した場合、M7.5程度の地震が発生する可能性がある。その際4m程度のずれが生じる可能性があります。
<地震後経過率
 本断層帯全体が活動した最新時期が不明であるため、地震後経過率を求めることはできません。

 詳しい内容を知りたい方は、「佐賀平野北縁断層帯 (PDF 1.04MB)」をご覧下さい。
 また、関連資料として「九州地域の活断層の長期評価」もご覧下さい。


○将来の地震発生の可能性  [上に戻る]
 地震の規模  : M7.5程度
 地震発生確率: 不明
 平均活動間隔: 約6600年−19000年程度 (断層面の傾斜を60−80°程度と仮定した場合)
 最新活動時期: 不明

 詳しい内容を知りたい方は、「佐賀平野北縁断層帯 (PDF 1.04MB)」をご覧下さい。
 また、関連資料として「九州地域の活断層の長期評価」もご覧下さい。


○もしこの地震が発生したら  [上に戻る]

【「詳細法」・「簡便法」とは?】

 【詳細法震度分布】
【ケース1】
【ケース2】
【ケース3】
【ケース4】
 【簡便法震度分布】

※図中の波線範囲は詳細法による解析範囲

  詳しい内容を知りたい方は、 「全国地震動予測地図」 をご覧下さい。

○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

 活断層評価等

 地震活動等

 地方自治体等



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