北海道西方沖
この領域では、1940年にM7.6の地震が発生したことが知られています。一方、堆積物の解析から、この領域において地震が発生する平均間隔は1400〜3900年程度と推定されています。このことから、今後30年以内に、この領域で地震が発生する確率はほぼ0%と推定されています。次の地震の規模はM7.5前後と予想されています。
【 将来の地震発生の可能性 】 【 もしこの地震が発生したら 】
【 北海道西方沖の地震の過去の発生状況と被害 】 【 リンク 】
○将来の地震発生の可能性 [上に戻る]
地震の規模 : M7.5前後
地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0% (地震発生確率値の留意点)
地震後経過率: 0.02−0.05 (地震後経過率とは?)
平均活動間隔: 1400年−3900年
最新発生時期: 1940年8月2日の地震(神威岬沖(積丹半島沖)の地震)
詳しい内容を知りたい方は、「日本海東縁部の地震活動の長期評価」( html版 / PDF版(14MB) )をご覧下さい。
○北海道西方沖の地震の過去の発生状況と被害 [上に戻る]
発生年月日 | 地震の規模 | 被害等 |
1940年8月2日 (神威岬沖 (積丹半島沖)の地震) |
M7.5 | この地震により天塩川河口〜積丹半島にかけての日本海沿岸で震度4を観測したが、地震動による被害はほとんどなかった。他方、津波は日本各地を襲った。手塩・羽幌で波高は2mに達し、天塩川河口付近で死者があった。利尻での津波高は約3mに達し、佐渡でも津波が記録され小被害があった。この地震による被害は死者10名、負傷者24名、家屋全壊26棟などである。 |
○リンク [上に戻る]
地震動予測地図等
長期評価等
地震活動等
地方自治体等