地震(じしん)がおきる地球のなかはどうなっているのかな?
地球は半径約6370kmの球に近い形をしており、表面から中心に向かって「地殻(ちかく)」「マントル」「外核(がいかく)」「内核(ないかく)」と呼ばれる部分からなっているよ。「地殻」は陸の厚いところでも60kmぐらい、海では5kmそこそこの薄い層。この下に厚さ約2900kmの「マントル」と呼(よ)ばれる岩石の層(そう)があり、さらにその下にはおもに金属からできた「核」がある。このうち深さ5100kmまでは「外核」と呼ばれ、4000℃をこえる高温で液状になっている。ここより内側は「内核」と呼ばれ、ものすごい高圧(こうあつ)のため、固体になっていると考えられているんだ。
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